この話で此処まで見せたのは、キャステングの勝利でしょう。
ルネッサンス絵画調の映像が見事。かなり奥深いキャラクターの作り込みです。
1963年製作でこの怖さ……「御屋敷物ホラー」の最高傑作の一つでは?
贋作テクニックの全てが明らかに……西洋絵画ファンは必見です。
ヴァティカン内部の模様が面白い。怖くはありませんが日本的「怪談」の匂いがします。
決して「出来が良い映画」では在りませんが、この「毒」と「悪意」は特筆すべきものです。
大変に「志」が高い映画だと思いますし、出来栄えも良い感動作……ですが自分は乗れませんでした。
是非とも原作を読みたい一作です。凡庸な作りの割に観れるのはキャラ立ちの勝利。
これは「枠」の映画として観ると面白く観れます。
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