2000年7月20日

本日は、青山スパイラルホールにて実行中の第9回東京国際レズビアン&ゲイ
映画祭
に行って参りました。初回が短編の『ラブ・マッチ』と長編の『ホット・チョコ
レート』中々に挑戦的で面白い……作品の完成度は別として『オール・アバウト・
マイ・マザー』なんかよりも、わたしはこれが遥かに好きである。

で……上映が終わるとロビーで歓談する方多数……自分は独り者なので、
ブースにて無料のドリンクを貰う(ウォッカ、カンパリ、烏龍茶、オレンジジュース、
テレシネ(カヴァ……スパークリング・ワイン)を呑んでいました。(涙)

で……ビアンの御嬢様もゲイの殿方も人目を気にせず生き生きとしている。(^^)
マッチョなお兄さん同士が肩組んで、ニコヤカに談笑している姿は、間違っても
東京国際映画祭のオーチャード・ホールでは観られない状景であるし、こうした
ものは傍から見ていても気持ちが良いものである。

会場にある別ブースで、サーバーに関してのアンケートに答え、Tシャツを貰う。
もっとガタイがあれば、Tシャツを中に着て、アロハシャツの前をはだけた『ロミオ
&ジュリエット』のドールくんならぬ、ダッシュ・ミホック様の御姿が出来るのに……
と思ったりもする。

お次の作品はジェイコブ・チャンの『自梳』……実に惜しい作品なんです。今回
観たのがインターナショナル・バージョンで117分。東京国際で掛けたのが160分
バージョンなんで、そちらの方を見れば、第一の欠点は解消できたと思うのです。
ただ、話は中盤から俄然面白くなり……フレデリック・レイトンを思わせるような光
と……ラスト10分に魅せる大河!!!!!!!……あっ、ツボ〜〜〜\(^0^)/
確かに自分が好きな話のパターンが全部入っていました(^^;;

三本目が『ライセンス・トゥ・キル』ドキュメンタリーで97年度のサンダンス映画祭
の最優秀ドキュメンタリー賞並びに、米国アカデミー賞にもノミネートされた作品。
何と監督がゲイで……パッシングされた経験を基に、トラウマから逃れる為に、
別のゲイを殺害した人ばかりにインタビューして構成された映画。
確かに……逮捕時、公判時は……鬼の顔をしていましたが、月日が流れて塀の
向こう側にいる彼等の顔は、後悔もあるのでしょうが……(考えは変えてなくても)
ごく普通の人の顔で……善人顔なんですね。インタビューに応じる迄様々な事柄
が頭を過ぎったのでしょうが……一方的に責めるのは間違っている気がするので
すわ……むしろ、彼等もある意味で被害者の面もあると感じ、それが故に受賞へ
と結びついたのでしょう。

で……4本目……オーストラリア映画の『ヘッド・オン』

これが大当たり!ゲイ版『トレイン・スポッティング』であると言い切ってしまいま
しょう。好き嫌いが如実に別れる映画でしょうが……自分には本当に痛い映画。
「何をやって良いのか判らない」と言う目標を失った青年の軌跡がジンジンと伝
わってくるんです。4回に渡るセックスシーンも良いんですわ……アレックス・ディ
ミトリアス様のセクシーな事!(*^_^*)(ポッ)観ながら……思いっきりコーフン。他の
方々もそうじゃなかったのかなぁ……(^^;;

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