2000年8月29日

先日、図書館に行ってきて借りたのが次の3冊。『図書館であそぼう』、
『アメリカ議会図書館』、『美術館の誕生』。

別に見栄を張って借りた訳では無く、三冊とも新書なのです。小学2年
の時から「新書」サイズは御縁がありまして、小学6年の時の愛読書が
塩月弥生子様の『冠婚葬祭入門』だったと言うのは知っている人は知って
いる話。今考えても変な小学生だったのね(--;)

『図書館であそぼう』(講談社現代新書 辻 由美著)これが滅法面白い!
逆引き検索法とか……レファレンス業務の内実とか、日仏図書館事情…
東京の図書館で一番遣いやすいのはどこか?等等、犀の山の座主で
ある狩野派の女王たぬ様や、星の井戸のニチェボ様には自信を持って
御勧め出来る内容!

この本を読んでいると、今から20年前の高校生の時分を思い出すんです。
当時仙台に住んでおりまして、今でこそ政令指定都市になりましたが、この
仙台と言う街。人口の割には「本屋」がやたらと多いんです。

そりゃ、池袋の芳林堂、旭屋書店、神保町の三省堂、新宿の紀之国屋、
日本橋の丸善クラスの大書店は無かったですが、デバートというかファッ
ションビルの1フロアが丸々本屋というのは地方都市では珍しいんでは無い
のか?と思うんですね。

理由のほうは簡単でして、市の図書館が「西公園」と言う青葉城城跡の
近くにある位中央部から離れているところにあったからなのです。図書館に
行くまでは駅から片道30分は見込まなくては為らない。御蔭様でこの時の
本棚の配置なり、どこのコーナーに何が置いてあったか……配置が変わっ
ていなければ、今でもソラで言えます。

ですから……15年前に此方に来た時は、狂喜乱舞(本当)映画館は沢山
あるし、図書館に歩いていける(感涙)でも……便利だと有難味が無くなって
借りた本を読まずに返すことも多くなりましたねぇ。

この『図書館であそぼう』を読んでいると、バス賃だけ親に借りて、色々な
本を借りて……床に座り込んで読んでいたあの頃を思い出して懐かしい
気分に浸れます。

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