２０００年８月３１日

大倉＠給料日です。朝８時に起床して、食事を執り銀行へ……入金を確認
して、振り込みへ（泣）ええ……本日だけで１６万円が消えました。（涙）
振り込みは返済なんで……身から出た錆と諦めもつくんですが、銀行の
手数料……これが馬鹿にならないんです。（怒）三和銀行に口座を持っている
のですが、そろそろ住友銀行にも口座を作って振込める体制にしておかないと。
違う銀行だと１０５円上増しなのが……どうもねぇ（--;）

全部の支払を終え……ホッと一息。通帳を見て……溜息。（笑）×（涙）

それで……晦日ということもあって、神保町にあるユーラン社へと……移動は
営団地下鉄東西線……一日乗車券（７１０円）を購入。どこの劇場招待券が安く
なっているか判らないので、どこにでも電車賃が掛からない様にと自衛の策。
月末になると、翌月からは使えなくなる株主優待券の値下げがはじまる。
本日購入したのは、東急共通券（8月度）……つまり本日限り（９００円）が二枚
と『パトリオット』の試写会案内状（４００円）

一本目に観たのが『リプリー』……＼(＾０＾)／＼(＾０＾)／＼(＾０＾)／

いや……嬉しい！こんだけ叩き甲斐がある映画を久々に観ました(＾＾;;
確かにCamela con Vistaようこの局様が罵詈雑言モードを書き、ＭＭＪのＹｕｋｉ御嬢様
が感想をアップしません！と書いたのが判るわぁ……

この映画の致命傷は、「おめでたい女」グゥイネスが最後まで居座り、「太陽族」
のジュード・ロウ様が早々に居なく為ったこと……こんな、おめでたい女マージと
自分だったら５分話しただけで、消えてくださいな！と突き放しますね。(--;)
冒頭の５分で「傑作を目指しながら泡と消えた凡作」ということが判る映画！
マットくんにかんしては、本文にて斬りまくります(^^)/~

さて……もう一本が『英雄の条件』これは最後迄観れなかったのですよ……
でも、終盤３０分を除いても駄目な映画ですねぇ(--;)ネルソン・デミルの傑作
『誓約』（文春文庫刊）を期待した自分が馬鹿でした………

と………前半戦２本が悲惨な状況なので……次に控えるのが、自分の大嫌い
な『インペデンス・ディ』のローランド・エメリッヒと、『プライベート・ライアン』の
脚本家ロバート・ローダットの二名が贈る〜となったら不安を抱くな……と言う
のが無理な話……と思っていたら、『パトリオット』……あれまあ。これ、良いです！
２時間４４分の話はちょっと長いですが、構成がしっかりしているし、チェッキー・
カリョ様(*＾＾*)ﾎﾟｯ、クリス・クーパー様(*＾＾*)ﾎﾟｯ、そして輝くメルちゃん（キャー！）
キャラクターが良く描けていて、「民兵」の集まりだけあって「大義名分」で動くの
ではなく「英国兵」に妻を殺された！とか……家を焼かれた(涙)という「私怨」の
部分で動いているから感情移入しまくり！おまけにジェイソン・アイザックス様
演じた没落貴族出身の大佐が『地獄に堕ちた勇者ども』の……あの、アッシ
ェンバッハ大佐を凌ぐ、「究極の外道」を憎々しく演じており、しかも強い！
悪役はこうでなくてはいけません！そして、映像が凄く奇麗でして……相当に
ロココ様式から新古典派に渡るまでのこの時代の絵画を研究して作られており
ます。クライマックスのシーンの星条旗の使い方は、あの……ドラクロア畢生の
傑作『民衆を導く自由の女神』をも彷彿とさせる名場面！西洋絵画史に興味の
ある方は観て損は無いし、当時の時代考証もかなり念入りに作られている気
が致します。

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