2000年10月15日

もう15年以上前の話題になりますが、以前NHK教育テレビで日曜日の午後
9時からBBC制作のシェイクスピア劇の放映をしていた時期がありまして、
結構な数を見たのですが、その中で最も印象に残っていたのが『コリオレイナス』
だったのです。

ただ……随分と前に観て「観た」と言う記憶だけあったのですが、今回は生舞台
で鑑賞することが出来ました。話のほうを掻い摘んで書けば……時は古代羅馬
ヴォルサイ人と戦争をしておりまして、マーシャスと言う武人が戦功を建て、侵略
した地名に因んで「コリオレイナス」と言う称号を貰い、統治官に推薦される……
ところが、このマーシャスさんは、理由も無く人に頭を下げるのは苦手な「本音の
人」そこに目を付けた悪代官ならぬ、護民官二人組みは、策謀を駆使し……羅馬
から彼を追放する……で、復讐に燃えたマーシャスさんは、かつての仇敵、今日の
友♪となったヴォルサイ人の武将のオーフィディアス家の門を叩くのでありました。

羅馬から追い出される所までを一幕……で、ラストまでを二幕目としているんです
が、計3時間……

率直な感想を書けば……ハコが大きすぎ……折角、レイフ様とライナス様の美麗
な御顔を拝みたくとも、『オネーギン』の時のティーチ・インと同じ位の顔の大きさ(涙)
オペラグラスを貸し出していたのがようやく判ったのですわぁ……あと、イヤホン・
ガイドを借りて観ていたのですが、妙に芝居していて、何だかテレビの吹き替え版を
観ているかの様だった……が、一同の共通見解。

舞台の方ですが……話は面白いんですよ。流石にシェイクスピアは、人間観察の
達人だけありまして、役に立ちそうな台詞満載!特に「大衆」のうつろい易さが出て
いましたねぇ……

ただ……生舞台は、今年に入ってから二本だけなんですが………その1本が、
RSCの『マクベス』だったのが運の尽き………比較しちゃぁいけないよ♪と
The White Gardenの演劇通の異能の才人つよし様から御指摘があっても、つい
比較してみたくなるのが人情♪(ハイナ♪)

「………何か違うんだよねぇ……もっとこの話だったら広がる筈なんだけど……」と
感じてしまう自分が居るんです。

で……終了。菜穂美の映画の小部屋の菜穂美御嬢様、はなざかりの館のマドモワ
ゼル・プリマヴェーラ様、The White Gardenの演劇通の異能の才人つよし様、
まんちゃら様、高田御嬢様とその旦那様、しゅりんぷ様と共に赤坂東急ホテルの2F
にあるビュッフェで軽食&歓談

実は、この観劇の話を持ち掛けたのが高田御嬢様なのですが、彼女から11月7日
から東京グローブ座で公演がはじまる『ジュリアス・シーザー』のチラシとレクチャーを
受ける………何でもこの公演の「ヤング・ヴィック・シアター」は、ハンサムさん揃いの
劇団で……(ほう↑←期待度)今回の『ジュリアス・シーザー』は、脱ぐシーンが異常に
多い!\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/(↑↑↑)で……チラシに写っている写真も本人
のものだとか(*^_^*)(キャー)(*^_^*)(キャー)(↑↑↑↑↑)

いやいや……文芸作品ですから膝を正して観ないと………(^^ゞ<心にも無い!

超期待の一本ですなぁ……観る為に倹約しておこうっと♪

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