2001年2月4日

特別編「月曜瓦版冬の陣」速報!

オフ会&映画ネタばれ掲示板に戻る

予告編は此方(^^)/~

晴海方面

壱次会 主戦場−素材屋東銀座店

(金剛界)

胎蔵界へ行く

前置きは良いから本編が読みたい

自分は、四季の中では、冬が一番好きなのです。と言っても季節の四季では無
くてヴィヴァルディの『四季』の第四番目(寒)特に第一楽章の激しくもテン
ションが上がるあのフレーズ♪を聴くとノリノリでして……二楽章に入ると甘
ったるくてイケマセン。(笑)

徐々に冬将軍が到来して死の匂いと、吹雪吹き荒ぶような激しい怒りや苛立ち。
それが通過して春の予感を感じる様に出来ているのですが、実に上手い!
そうしたことで、BGMの第一曲目は、ヴィヴァルディの『四季』から『冬』♪

さて……昨日は、2月3日。「月曜瓦版冬の陣」でした。やたらと前置きが長
いとお怒りの方はここで帰って貰って結構ですよん。この席も「内輪ウケ」だけ
を狙ったものでして他の方が読んでも面白くないだろうなぁ……って思うんです
ねぇ……(^^)/~

まずは、図表を見て頂きましょう。

壁側

通路側

今回は「宴席(縁戚)における三位一体」を目指したのですが、これは、カルロ
ス四世の王妃でありましたマリア・ルイーサが、自分と宰相ドゴイ…そして国
王の事を指して「私たちは地上における三位一体なのです」と語られた古事を基
にしています。<嘘くさい(寒)

さて……何でも最初は緊張するものでして、今回の様に初顔合わせ……そして、
自分が会ったことが無いのが、矢田部様と広瀬様、そしてduzz様だったので、
来ても御尊顔の判別が付くかどうかが判らないと言う事態を避け、仮に遅れて
参加しても「定位置」が確保出来るようにとの理由で座席表(別名、縁戚魔法陣)
を作成し、各人にメールで配布致しました。

この下版だけで10バージョン以上あるのですが……「縁戚変数」として先ず考
えたのは、過去に本人会った形跡があるかどうか?掲示板やリンク等で接点があ
るかどうかなのです。
例えば、自分の場合ですと、実際に御会いした「実数値」は12、「電能変数」
は15です。そうして各人の「実数値」と「電能変数」を割り出し、それぞれの
変数が合うように仕組み……各人の資質(掲示板での応対と客筋、リンク集の文
面等……この点では日本でも有数の厳選度(^^;;)を考慮して布陣を張りました。

とは言え……矢張り緊張して、17時迄会社で仕事をしていたのですが、暇な事
もあって、EXCELで作成したシートの見直し……御来賓の御屋敷と掲示板、そして
御贔屓筋の掲示板のチェック等を行なっておりましたが、時間が近づくにつれ、
手には脂汗じっとり、脇には冷汗がツーと垂れおりますし、喉はカラカラ……
いっそ……カラカラ浴場に入りたい(寒)と思っておりました。<(意外(^^?)
脳裏には、『シン・レッド・ライン』の『ジャーニー・イン・ザ・ライン』やら、
はたまた、オルフの『カルミナ・ブラーナ』、『リディキュール』のテーマが引っ
切り無しに脳波を流れ……意識の彼岸では、伊東深水の『朧(春宵)』、東寺の
『胎蔵界曼荼羅』、ヴェラスケス師の『女官たち』、ゴヤの『カルロス四世の家族』
ブリューゲルの『バベルの塔』、ドラクロアの『民衆を導く自由の女神』、雪舟
の『破墨山水図』等が入れ替わり立ち代わりコンニチワ状態(笑)

そこでハタと閃いた……(^^ゞそうなんです「宴会」とは、自分にとっての「戦場」
なんです。『リディキュール』でのブラニャック伯爵夫人のヴェルサイユ宮が
「宮廷力学」に支配された「戦場」であったのと同じく、スケールこそ違いますが、
この八畳敷の畳の空間は「縁戚力学」に支配された自分にとっての「戦場」なんで
すね。そう考えると気持ちが楽になったから不思議です。脳裏には高橋竹山の
『津軽じょんがら節』が流れ……蝦夷、熊襲の地と蔑まれた東北人の「負のパワー」
全開モウド……<こうなると強い♪奇麗事でオメオメと生きるよりは、屍を晒して
でも「本音」で戦おうと思った次第(笑)

やっと本編(^^ゞ

終盤戦に行く

東銀座駅で降りたが、口座を持っている三和銀行の支店が見つからず、仕方無く
銀座松屋店横の支店に行き、千円札で一万九千円を降ろす。千円札が19枚出来
た勘定になる……これは、宴会奥義その壱

さて……18時50分に「素材屋東銀座店」に着いて、戦況確認(^^;;未だ来賓
の方は到着して居ない模様。受付の御嬢様に到着確認を行なう。
最初に登場したのが、歌舞伎座方面から登場のラリー師匠。『名探偵コナン』を
はじめ、数多くのお仕事を抱えている身でありましたが、来て頂きホッとする。
座席表を御覧になっていないとのことで、コピーした座席表を御渡しし、「定位
置」に座られるようにお願いをする。
次に登場したのが、地獄の東部戦線とアトム・エゴヤンに関しては、他の追従を
許さないBD6様と、その奥方で乱世を生き抜く美の女神……ルクレツィア・ボル
ジアよりは、イザベラ・デステ型……日本史で言えば、お市の方型のTAO御嬢様。
BD6様とTAO御嬢様が共にヘビー・スモーカーの為、煙草の買い忘れがある
との事でBD6様が地下にあるキヨスクで買い求めると言う案を出す。
その間、TAO御嬢様と自分は、「伊東深水展」の図録を鑑賞……大塚工藝社の
印刷だけあって、「美」に関しては人一倍厳しいTAO御嬢様のお褒めを頂く。
偉いぞ!>大塚工藝社!\(^0^)/

次に来られたのは、智将Hawkeye大尉。この方くらいに素晴らしい歳の取り方を
してみたいと思っているのですよん。「男は40歳になったら自分の顔に責任を
持たなくてはならない」とは、『楽園をください』の舞台になった南北戦争時の
16代アメリカ合衆国大統領リンカーンの言葉。BD6様とTAO御嬢様と共に
避難壕に待避して頂く。<赤十字&赤三日月(イスラーム圏における赤十字)よ
永遠なれ♪

銀座四丁目のランドマーク♪服部時計店本店方面から来られたのは、ナイスガイ
☆エディ様。銀座の地理不案内な彼には二世部隊を付けるべきだったと思われる
事態が後に発生する<36師団第1大隊救出作戦m(_ _)m

で……案内してみて、遅いなぁ(T.T)と嘆いておりましたところ……BD6様
が既に菜穂美御嬢様を除いては、ほぼ全員来ている。和宮みのり御嬢様の行幸も
確認したと言うことで地下に降りる<『地下の民』<ボリビア映画♪

ここからのBGMは、J.S.バッハの『ブランデンブルグ協奏曲第3番』♪

八畳敷きの戦場……ここでは、攻勢ではなく、退却型を目指したのですよ。
如何にして死傷者を少なくするか……冬将軍のモスクワを目指すとロクな事に
は為らないのは、ナポレオンもヒトラーも同様♪(寒)

ズラリと並んだ来賓の御姿を見て……正直な気持ち……嬉しかったですねぇ。(^o^)
一分の隙も無く五線譜に並んだバッハの楽譜か……ヴェラスケス師の『女官たち』
を観ているかの様でした………(感涙)

程なく菜穂美御嬢様が来られて、乾杯の音頭を取って頂く……で、宴開始(^o^)

自分が位置したのは、定位置なんで全体を見渡すことは不可なんですが……
最初にラリー師匠と夫馬様の韓国映画黎明期の話題……63年に韓国主婦社交界を
震え上がらせた問題作『下女』の話題でしばし盛り上がった後、下村様が到着
し、話題がカルト部屋ベースになりました。
が……ラリー師匠が飛んでも無い難問を持ち掛けたことから、事態は一変します。

その話題とはラリー師匠がと或る方から頼まれた質問ですが……「ここ5年位
で面白い映画を紹介して欲しい………因みに彼が好きなのは、『シベールの日曜
日』と『狼は天使の匂い』、『アンダー・グラウンド』で、なお且つ偽善の香り
が無く泣ける作品」と言う超難問。(笑)

自分は『マイ・リトルガーデン』、TAO御嬢様は『プリシラ』を推薦されまし
たが、ここは自分が認める数少ない人間国宝級の眞の映画見!和宮みのり御嬢様
に援軍を請うべくお伺いを立てる……あとで考えるとの事でしたが、結論は出なか
った気が……(^^ゞ

白テーブル上部では、語り部♪BD6様が話題の中心となり、第一区域をフォ
ローしている様でありましたし、38度線を挟んで(^^;;白テーブル下部の第
二区域では、和宮みのり御嬢様、美貌は衰えていなかったるきるきの若旦那、
濃い話題ではニフティ屈指の綾波FRITZ様が陣取り、ロマン・ポルノ特集
の話題をしていた模様。矢田部様の動向が死角となって見えなかった(見えた
のは背中のみ(笑))のですが大丈夫でしたでしょうか?(^^;;

一方赤テーブルの上部、第三区域では、平成のネット映画伝道師!夫馬 信一様
変じ映画館主・F様が出現し、琵琶の調べに乗って語り倒す♪バランス感覚では
当代随一の力量を誇るTAO御嬢様産の潤滑剤もあって、奥にあったタラバ蟹の
消費が少ない(笑)duzz様も琵琶法師ならぬ映画館主・F様の語りに魅了されて
いる様子で一安心。(^^)その様子は、厳島神社にある「平家納経」の様でした。

最後に残ったのは、我が道を行く♪第四区域<『第四の核』<F・フォーサイス
下村様が、石井輝男監督の最新作の模様を撮ったアルバムを御開帳!<本邦初公開♪
写真からでも、ビシバシと伝わる丹波先生の眼光に圧倒!……(^^ゞフキフキ
そのアルバムを丹念に見ていたのは、やはりと言うべきか……和宮みのり御嬢様
と綾波FRITZ様でした。
ラリー師匠と下村様の話題が圧倒的に面白くなるのは、二次会からなんです。
一次会では、只管に豚しゃぶ<回教徒厳禁(寒)を食していた気が……電熱調理
機の調整に気を遣うラリー師匠の御姿が印象的で御座いました。

終盤戦

宴たけなわと為りましたが〜♪の時間が近づいて参りました。(涙)BGMは、
OST『ラスト・エンペラー』に為ります。<満州帝国万歳♪(爆)

そうなんです……文化とは爛熟して崩れる前の姿が一番面白いのでして、縁戚
力学でもそれは変わりません。形あるものはやがて壊れ……命あるものはやがて
死を迎える……一休宗純禅師が遺した言葉「親死、子死、孫死」♪

一次会で夫馬様、duzz様、両来賓が帰られるのが判っておりましたので、るき
るきの若旦那様と和宮みのり御嬢様を夫馬城天守閣に移させます♪
自分は、第三ブロックのみのり御嬢様の下屋敷に陣取り<『国盗り物語』
死角(『デッド・ゾーン』ですな)矢田部様と綾波FRITZ様の向かいに座す
形になりました。矢田部様と御話していたのは、智将Hawkeye大尉でして、インド
ネシア関連の話題でした。(^^)
一方、白テーブル上部の菜穂美御嬢様と赤テーブル上部の広瀬様は、何やら会談
をしている模様。(^^)
第一ブロックの守護者でありました、BD6様は、ナイスガイ☆エディ様と『羊
たちの沈黙』に関する「救済」について熱き哲学的論議を交わされておりました。
何故「D坂髑髏亭」が、ネット界の比叡山延暦寺であるか?が御分かり頂けたか
と存じます>ナイスガイ☆エディ様

宴たけなわの時点……全部隊が退却したのは、21時15分

この時点で、夫馬様、duzz様、BD6様とは再会への希望を壁に刻みつけてお別れ

BGM:OST『心の地図』


初代!和製ゴジラ様もお通りになられました銀座中央通り(^^ゞ


弐次会 主戦場−Old Movie

(胎蔵界)

さて……初代!和製ゴジラ様もお通りになられました銀座四丁目服部時計店
本店前に移動していると、ナイスガイ☆エディ様から野戦電話が入った。
何と!御不浄に鎮座している間に部隊が移動したとの報!テキサス大隊救出作戦
をしようか?と思ったが、取りあえず大地震の際に東京都広域避難所に認定され
ている皇居を目指すように指示……幸いにして間に合い合流。(ホッ)(^^ゞ
(どうでも良い話題ですが、立川市が都内では一番安全なんですよん)<エディ様

座席のほうは予定よりも多く12使徒が集まったので、さながら『最後の晩餐』♪
このテーブルは、予想外でして(事前未確認<不覚)『エイジ・オブ・イノセンス』
の最後の晩餐会に使われた長テーブルを想起されたい。m(_ _)m

時計廻りに配置すると自分→るきるきの若旦那→綾波FRITZ様→みのり御嬢様
→Hawkeye大尉→ナイスガイ☆エディ様→矢田部様→TAO御嬢様→菜穂美御嬢様
→ラリー師匠→下村様→広瀬様となる。エディ様→菜穂美御嬢様迄の配列は、記憶
が確かでは無いので史料としては今一つの評価である。(^^ゞ

配置がこうした布陣の為、自分の廻りの状況しか把握出来ていないのである。
自分が座ったのは、広瀬様の御隣りでして、広瀬様は毒気の強い話題に苦しんで
いたのでは無いかと想像します。m(_ _)m

主に話題にしたのは、広瀬様の御本業である「予告編制作」の裏話。と言っても
広瀬御殿「予告編大画報」に出てくる以外の危ない話題は無かった……と思う。

ここでお伺いしたのは、『オスカー・ワイルド』と『楽園をください』の2編に
共通した「見せどころ」について。

最近、秀逸だなぁ……と思った予告は『アンブレイカブル』のサミュエル・ジャク
ソンの声の被せ方、『海の上のピアニスト』(名作と言っても良い出来栄え<予告)
『オスカー・ワイルド』での「絵葉書」の見せ方(これを観て「判っている!」と
号泣)そして……今、一番気になり現在、南北戦争史を勉強中の『楽園をください』
でのジム・カヴィーゼルの眼なんですよ。信じ……愛したものを失ってしまった
漂泊者の虚ろで残忍な眼……一体、彼に何があったのか?

自分の場合「過去何があったのか?」と言う「動機」の部分に強く心を惹かれる
ものでして、この予告編は、あの眼を映し撮っただけで「名作」候補なんです。(^^ゞ
いやぁ……こうした予告を見せられると観る側の「役作り」に貢献して貰えます。

さて……一次会では果たせなかった下村=広瀬会談を果たすべく、思い切り強引
に話を振る(^^ゞラリー師匠も交えて、『ノストラダムスの大予言』やら『東京湾
炎上』の話題……広瀬様も自分も最近の映画に疎いので旧作で済むのは助かる。

一方、るきるきの若旦那様と綾波FRITZ様は、それよりも古いクラッシック
系の映画の話題をしていた記憶がある。

若旦那様の携帯に電話が入り、青年実業家の彼は四谷にある事務所に戻らなくては
為らないらしい……しばし歓談したあと別れる(涙)

綾波FRITZ様が、ユーロ・スペースで上映されているロマン・ポルノ関連の
チラシを持って「ラリーさん、何がオススメですかぁ?」と尋ねている……横で
真剣に聞き入る和宮みのり御嬢様。

そんなこんなで……23時を迎え「冬の陣」も終結に……和宮みのり御嬢様と
広瀬様とは、服部時計店本店のショー・ウィンドウの前で別れ……自分はラリー
師匠と共に営団地下鉄銀座駅A−5出口から日比谷線ホームに向かい……ラリー
師匠が日吉方面、自分は北千住方面に乗り込み長かった宴は終った……。

次に行く→

インデックスに戻る

玄関に戻る

皇居

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送