2001年5月13日
「
アール・ヌーヴォー展
鑑賞記」
ルイス・カムフォート・ティファニー作(1848〜1933)『風景パネル』1900年〜1910年頃
みなさま、御機嫌如何でせうか?わたくし、マダム・DEEPで御座ひます。
「わがままホームシアーター」の、のなか路絵さまより、「アール・ヌーヴォー
展」の招待券を頂きまして、本日鑑賞して参りましたの……。
「イタリア・ルネサンス=宮廷と都市の文化展」ほどでは御座ひませんでした
が本日は日曜日とやうこともあり、場内は歩くのが困難なほど……平日にすれ
ば良かつたですわねぇ。
ですが……展示会そのものは、非常に「濃ひ展示」……全展示数二百五十七点
展示方式も時代の流れを追ひ、巴里をはじめとして、維納、紐育……と各都市
で継承された展示を綴るとやう、志の高さ……そして、展示品目の凄さに眼を
見張つたのでせう。
今回は花器や、ブローチ、燭台、ランプなどに留まらず、ジャポニズムの影響
を証明するために、流失した北斎、広重、国貞などの錦絵、ロートレックさま
などのポスタア、タペストリイ、ロセッテイさま、ルドンさま、ムンクさまな
どの絵画を含め非常に多彩な内容となつておりました。
ここの東京都美術館は、建物そのものは多少息苦しひものがありますが、見せ
るデイスプレイは一流で御座ひまして、ガレの花器などの展示品によりまして
は、高台の下にある円盤が廻り、360度どの角度からでも鑑賞出来るやうに
との心配りが嬉しひですわね。
人出が少なひ平日にまたゆつくりと鑑賞の予定で御座ひますので、今回はこの
位に留めて置きませう。
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