2001年5月17日

『クレア』衰退に思うこと

どーも最近スランプが続き、ウツ晴らしに雑誌の『クレア』(2001年6月号)
『恋する映画』を買ってみた……面白くない!(爆)

10年前、湾岸戦争華やかしきり頃、創刊された『クレア』は、スカッド・ミサイル
すら凌ぐ強力な雑誌だったのです。

その頃は「ニュースが大好き!」と銘打った特集が相次いで、当時の自民党
小沢一郎幹事長独占インタビュー(取材陣全員女性の為、怒りたくとも怒れない
状況が笑えました)もあったり、各女性誌を購入し……「記事」=赤身、「広告」
=脂身、「広告+記事」=霜降りと分類し……それを秤に掛け「○○は脂身が
多いですねぇ……」と月曜瓦版並みの禁断の企画!<実は一度やりたかった!

そして、オバタカズユキさまによる恐怖の名鑑シリーズ……シンガー・ソング
ライター100人を一刀両断に斬る!他、ゴーカ執筆陣で、挙げられる原稿が
全て「署名記事」だったのも当時としてはインパクトがありました。

雑誌なんて言うものは、大概100パーセントの内、30〜40読めれば上出来の
部類だと思うのですが、この頃の『クレア』は80〜90読め(G−Menですら70前後)
次の号が出るのが待ち遠しくて為らなかったのですよん。

そして……通勤の最中『クレア』を読んでいる女性を見ると何故か美人が多か
った気がします。(笑)


そうした「黄金期」が2〜3年続いていたのですが、次第に「面白くない」と言う
風評がチラホラと出始め、自分も読まなくなって久しいのですが、今回の特集を
読んで唖然としました。

「何時の間に、こんなスカスカの脂身ばかりの雑誌になってしまったのか(--;)」

あれほど輝いていた「毒の煌き」はどこに……

そうなんです……当館がやりたかった一面は、ずばり「創刊時」の『クレア』から
非常に大きな影響を受けており、「サロン雑誌=世間一般の出来事を斜めから、
バッサリと斬る」だったのですよ。

当館も「毒の煌き」が感じられなくなった時点で、閉館を考えています。

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