第五夜−「真作VS贋作VS盗難品??」

古美術の世界は、魑魅魍魎の世界だなぁ……と毎回、「鑑定団」を見ていて
そう思うのですが、今回の登場品は、殆ど本物だったと言う極めて稀なケース。

本日は、NHK教育のほうで「盗難美術品市場」の番組を放映していて、続け
ざまに見てしまった。こちらは物が本物だけに厄介と言うか……贋作だったら、
「ハイ、どうぞ」と返還する方も楽だろうし、そもそも返還要求なんかシナイ
半島(寒)

この中で取上げられていた中には、幾つかのケースがありまして……

1.平和裏に(^_^)/\(^_^)と和解したケース
2.訴訟となり、裁判所により返還義務が生じたケース
3.買い付け国の法により、時効が過ぎて「良心」の問題になったケース

まあ……一番良いパターンは「1」でしょうねぇ……。

物は中国から流れた石仏でして、ロンドンにて1億円で購入……日本の某美術
館が購入し、数年後中国の研究者宛てに「報告」が為され……交渉の末に、
「お互いに被害者だったのねぇ(涙)」と6年間の展示の後、中国当局に「寄贈」
と言うケースで水に流した模様。

このパターンだと、「損して得とれ」では無いですが……メリットは大きいと
思うんですね。

1.美術館にとって、マイナス・イメージは付かない<重要
2.相手国に「貸し」が出来る……つまり、借入れの時に楽になるんです。
3.「時限付き」の展示の為、話題性はあるし集客が望める。

「3」のパターンですと、日本の某大学が購入した模様ですが………「汚点」
として暫くは展示不可となるでしょうねぇ<事実、大学名は明示されなかった。


で……世界の大美術館を見てみると、これが「盗掘」&「略奪」の雨霰(--;)

日本史を見てみても……「略奪」もありましたでしょうが、もっと凄いのは、
拉致監禁(爆)と現、北朝鮮真っ青のことをしていた時期があるんです。
秀吉さんなんですねぇ……「茶碗」欲しさに職人事連れ去ってしまったんです。

略奪品は、戦争の際に生まれるのが最も多いとかで……今も昔も変わって居な
い模様です。(涙)

 

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