第14回東京国際映画祭日記ー五日目

本日は、東京国際映画祭の5日目。終盤戦突入である。(最終日が2日の為)
銀行に行くと、やっと口座に入っている。\(^0^)/

早速、各種振り込み(第一期分)を終了させる。映画の合間の時間に第二期の
振り込み&入金を行わないと……。

朝起きたのが、8時半なんで眠い。いつの間にか体内時計が夜型に変化していた
のねん。(^^;
今日、明日と早起きをして……通常出勤型に戻しておかないといけませんねー。

本日の二本は、イスラム世界を考える特集と勝手に名付けている。
イランの『月の光の下に』と文字通りパレスチナ問題を20年に渡って追い
続けた『ラクシュミア谷の20年』と言う豪華ラインナップ。(^^;;

早速、一部入金&振込みを済ませ……南行徳駅へ。そこから九段下で半蔵門線
に乗り換えると言うのが今回の通勤パターン(^^;;
今日は、その九段下で
楽園計画のみのり御嬢様と会い、思わず昨日迄の困窮を
愚痴ってしまう(T.T)

一本目は同じだったので……みのり御嬢様の二本目は『スローガン』との事。
2ちゃんねるの映画板で『アナム』が高評価だったこと……明日鑑賞予定の
『バタフライ』が凄いということなどを話す。

映画がはじまった……今回の映画は、『どん底』パターンの映画ですが……
斬新な点は、シーア派の本拠地であるイランでこの映画が作られたことなんです。
ホメイニ体制の80年代だったら”処刑”されている内容ですわ。(^^ゞ
発禁どころの騒ぎでは無い弾圧ぶりは、旧パーレビ政権以上……宗教と政治が
結びつくとロクなことにはなりません。

ウラマーを目指す神学徒が、地下鉄で話し掛けられた少年に荷物を盗まれた
事から橋の下で暮らすホームレスと付き合い始め……真の聖職者とは何か?
を問い直す内容。

仏教や基督教と違い「イスラム」の大きな特徴は、聖職者=イスラム法学徒
なんです。イコールで結びつけてしまいましたが、非常にその性格が強い。
ですから日本で置き換えるならば『ファンシイダンス』や英国の『司祭』
そのままでは無く「裁判官物語」の要素を加味すると判りやすくなると思う
んです。現在の日本の司法制度でも「裁判官」といえば「転勤」と「世間知らず」
それに加えて「超多忙」な三大要素がイスラム聖職者にも当て嵌まるのでわ?(^^ゞ

主役のセイエドを演じたホセイン・パラスカルさまは素人からの起用らしい
ですが、キラキラしたおめめと多少情けない顔。そしてあご髭の生え方が何
とも可愛い(*^^*)ポッ
会ったら顎のあたりをナデナデしてあげそうだわ……(^^;;

もう一本の『ラシュミア谷の人々ーこの二十年』は、1981〜2001年
迄の20年間を追い続けたドキュメンタリー。
現パレスチナ問題の原因を探る……(--;)と考えると肩透かしを食らいました(^^;;
純粋に「そこに住んでいる人々の記録」そう……イスラエル版『阿賀に生きる』
なんです(^^ゞ

それに「この後〜はこうなった」とか、一切そうした「誘導」(別名親切バー
ジョン)は入らないんで、テーマが絞られていないんです。
これは、これで良いんでしょうが……せめて休憩タイムの箇所があるんだから、
5分でも10分でも休憩を挟んで欲しかった(泣)

ただ……2001年の現在になると「人々の関連性」が見えてきて、大河的な
匂いプンプン。ひとりの女性が裏道を歩いているのですが……そこだけを見る
と実家の裏庭的光景でイスラエルの地域って感じがまるでしないんですねー。
予定には無かった、アモス・ギタイ監督のティーチ・イン&舞台挨拶もありま
してちょっと得した気分。

が……質問者のレベル高すぎ(^^ゞ文芸作にはありがちですよねぇ……(--;)

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