毒書日記2005年度版その2

2005年5月1日(日)今日は映画の日

昨日は、国宝総攬のbilly家元からお呼び出しを受けて新宿二丁目に……
本来であれば土曜日の夜9時からは
「出没!アド街ック天国」を見る
時間帯にしています。しかも今回は
東京国立博物館国立西洋美術館
東京芸術大学とマニヤには堪らないスポットが並ぶ上野公園だったか
ら観たかった(^^;
帰宅してパソコンを上げるとぼのぼのさまが
Badlandsを立ち上げたとの
お知らせが入っており、早速訪問。懐かしいですなぁ。

さて、本日は映画の日で、何と連休中の日曜日!どー考えても激混みの
中二本のハシゴをしてきました(東京メトロ 日比谷線ルート(^^;)
一本目は、東銀座にあります銀座シネパトスにて『キャビン・フィーバー』
映画自体は、そんなに悪く無かったのですが、一人の外道が乱入した事に
因り、あたかも一人の伝染病患者が山荘に入った事による惨劇を描いた
映画の中とシンクロしてしまう出来事に見舞われました(--;)

映画を観るときは、必ず最後尾の席に座るのが、自分の流儀なんですが、
その外道……映画が始まって3分後位に場内に入り、グルリと場内を一周。
しかもかなり脂肪が詰まったデカイ体なんで、見苦しい事甚だしい!
これがイケメンのボディビルダーだったら、幾ら廻っても目の保養で
(・∀・)イイ!!のですが……(通常男性の場合、ノースリーブの美女に例えて
下さい(^^;)グルリと廻って座ったのが、自分の一つ挟んで隣……ヽ(`Д´)ノ ウワァァン

まあ……そこまでは許しましょう!

が……その後飛んでもない展開になるんです。汗を拭き吹きデカイ荷物を
横の座席にドスンと置いて、どこかのファースト・フード店で買ってきた
であろうチーズ・バーガー(匂いで判った(--;))の包み紙を遠慮も無く
バリバリバリと音を立てて広げ、頬張りつく……チーズの匂いって苦手
なのよ勘弁してよ(涙)それだけでは留まらず、またもや紙袋の音が……
今度はドリンク?!

書くのもウンザリして来ましたが、更に……この映画かなりブラックな笑
いがあるんですが、余りにもブラック過ぎて笑うに笑えないんですよ。
その時、横から……ケッケツケッ……と妙に甲高い声で笑う男……
映画の中だったら文字通りブチ殺していますよ!(激怒)
呆れて物が言えないとはこの事……何で先日の列車事故の2両目の車両に
この男が乗って居なかったのか?映画の印象迄損なわれる悲しい結末に
なりました……ヽ(`Д´)ノ ウワァァン
映画が終わると外道はソクササと荷物を持って場外へ……何だかホッとし
た感がある場内。

鑑賞後、即座に日比谷線に乗り
六本木ヒルズへ……実は、訪問するのは今回
が初めてでして、
少年トッパのトッパさまが期待度ナンバー1に推していた
『ドッジボール』を観るためだけに
ヴァージンシネマズ東宝へ……ドッチ
に向かえば映画館(^^?と言う事で向かったのですが、案内板がアチコチに
あり何とか到着……でも解り辛い場所ですよねぇ……。チケット売り場に
並ぶと最前列しか開いていませんが……との事でしたが、何とか最後尾を
確保。映画は面白かったです。マッチョマンが大挙して登場するんで目の
保養にもなったし……(*^^*)ポッ
実は、この映画……「マッスル・アンド・フィトネス」と言う雑誌を読ん
でいると二倍笑えます。大手フィットネスクラブ「クロボ・ジム」が個人
経営の弱小ジムを買い取る話が発端なんですが、これはゴールド・ジムへ
の皮肉?(笑)とか……クロボ・ジムのトレーナー並びに会員さんが着て
いるのが、アンダー・アーマーだったりとか、米国ゲイ事情を伺わせる
笑いのツボ満載!
今回製作&主演(?)を演じたベン・ステイラーさまの肉体……『トロイ』
のブラッド・ピットさま程騒がれていませんが、実はかなり鍛えこんで
おりますよ。大胸筋もさることながら、三角筋(表から見た肩の筋肉ね)
上腕二頭筋(所謂力こぶの部分、ココは鍛えるのが難しい箇所)の発達
の塩梅が全身のバランスを崩していないんです。一日何時間トレーニング
しているんでしょうか?

この映画を観た後には、本日は
大井町のゴールドジム(^^;に行って脚と
腹部のトレーニング。映画が心地よい刺激となってかなり頑張れました。
明日以降の筋肉痛が心配(^^;

今週はこんな所で御仕舞。(^^)/~

2005年4月28日(木)今日はシブヤの日

本日は、4月28日。渋谷区の誰が決めたかどうか解らないが、今日は
「シブヤの日」となったそうで……別にそれだけだったら日記にワザワザ
書きませんが、渋谷、下北沢、恵比寿地区にある映画館の料金が今日は、
1000円になると言う嬉しい日だったんですねぇ。
昨日立てていた予定では、朝8時に起床して……渋谷のユーロスペース
にて『PTU』の10:00の回から観る予定でしたが、寝坊した為、
急遽予定変更。今日の舞台は渋谷では無く恵比寿。
ところで……
恵比寿ガーデンプレイスなんですが、行政区分上これ以上
面白い街はそうそう無いのでは無いか?そう思っています。
規模から言って……或いは話題度から行っても六本木ヒルズが出来てし
まった為に印象が薄いのですが、行政区分上から見ると六本木ヒルズは
面白くとも何ともありません。
何故かと言えば……ここガーデンプレイスには、住所が二つ存在するの
です。
東京都渋谷区恵比寿4丁目東京都目黒区三田一丁目の境界線が
一つのビルの中に存在しています(^^;
本拠地であります39階建てのオフィスビルの恵比寿ガーデンタワーと
三越恵比寿店がそうでして、一応二つの住所を併記しています。
さて、今日は東京都写真美術館で上映されている『村の写真集』と、
恵比寿ガーデンシネマにて上映されている『さよなら、さよならハリ
ウッド』の二本を鑑賞してきました。『村の写真集』……時間合わせ
の軽い気持ちで見てきたら……とんでもない!「写真映画」として不動
の地位を築いている『悲情城市』と『JSA』にも決して引けを取らな
い「写真映画」の大傑作!詳しくは感想で書きますが、今年のベスト1
候補が新たに登場しました。

映画を観た後は、恵比寿界隈で軽めの夕食を取り、ジムへ……そして
今、これを書いている次第です。疲れたんで、感想は明日書きますね(^^)/~

2005年4月27日(水)

いきなりですが『コンステンティン』を観て参りました。
この映画なんですが……原作がアメリカン・コミックだと言う事を知る迄
は何が何だか良く解らない映画だったんです。一見基督教的な背景にして
実は悪魔学の事を知らないと全然理解に苦しむ映画だったりします……(--;)

聖書と一般に呼んでいるものですが、乱暴に分けてしまうと旧約聖書と
新約聖書の二つがありますが、これを合わせて「正典」(カノン)と呼
ばれ、普通の本屋さんで売っているものです(^^;
ところが……「正典」は、編纂会議の後に出来た代物でして、この他に
も「外典」やら「偽典」と言うものがあるからややっこしい……(^^ゞ
何を言いたいかと言えば、悪魔の世界も八百万の神の世界でして、ちゃんと
「戸籍謄本」とも言える「正典」に登場するものもあれば、ユダヤ→基督教
の狭間で敵対民族が祭っていた神様が悪魔にされてしまったケース(実は
これが結構あったりする)そんな訳で解った様に書いていますが、実際に
見た訳では無いんで解らないのが本音。

一言で言えば、「創造主」=「神」の御意思は人間には計り知れないって
ことで良いんですかねぇ……それにしても釈然としない映画でした。
これしか解釈の仕様がありませんし、「正典」解釈からすれば一番間違
いが少ない「合格点」のラインかも知れませんが、これで映画が終わる
と言うのもねぇ……ハッキリ言えば怠慢の気がしてなりません。

2005年4月26日(火)

今日は、火曜日と言うことで、恒例のメディカル・ホラー・エンターティ
メント
『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』の御時間で御座いま
す。今日は2ケースともニアミスでした……トホホ。
まず、最初の症例である「胸焼け」なんですが、食道関係の病気と判断し
病名【食道潰瘍】と判断したのですが……何と正解は悪性腫瘍の【食道癌】
でした(ToT)二つ目の「息切れ」ですが、肺か……心臓か?と判断して、
病名【肺梗塞】と判断したんですが……意外や意外直球で【心筋梗塞】
でした……
この番組も遂に単行本になるそうで良かった。良かった\(^o^)/

さて、それとは別に玄関を変えたいんですが、これだっ!って言うのが
中々見つからないんですよねぇ……(--;)
何だか今日は気が乗らないんで、この辺にて失礼しますm(_)m

2005年4月25日(月)

実は、この日記4月24日(日)の夜に書いています。と言うのも、本日
は業務終了後に会議が予定されていて、帰宅出来るのが夜10時を廻って
しまうからなんです。
今日のテーマは、
DAY FOR NIGHT6周年慶賀展示の真意についてです。
(出来れば……
『美の巨人たち』の小林薫口調で読んで下さい(^^;)
横山大観作、国の重要文化財に指定されている『生々流転』は、水の一生
を描いた作品と呼ばれています。山に雲が出来て雨が降り、それが細い
川となり……川は下って大いなる海へ……そして、再び雲が生まれ……
と言う構成になっております。絵巻の長さは何と40メートル!
この「長さ」こそ、夫馬御殿の魅力であることは言うまでもありません。

「長さ」だけでこの作品を選んだ訳ではありません。実はこの作品、
ある理由に因りまして、二度と同じ作品を制作するのが不可能なのです。
その理由とは「墨」。この作品に使われた墨は明の時代の墨作りの名人
であった程君房が精魂込めて作った幻の名墨「鯨柱墨」と呼ばれ、日本
では加賀の前田家と土佐の山内家が所有していたものを大観が頼み込ん
で譲り受けた墨なのです。もはや日本に存在するかどうか解らない程
貴重な芸術品を惜しげも無く使った次第。ですから「再現不可能」なのは
夫馬御殿の膨大な文章群を見ても明らか。

そして……第三の理由。それは、この作品が展示された日に秘密が隠され
ているんです。慶賀展では通常西暦のみで制作年度を表示させていますが、
今回だけは西暦1923年(大正12年)と付記しました……。

それは、暑い日の昼でした……上野公園で開かれた「院展」にて『生々
流転』が初めて世間に公開されたのです。その日は9月1日……。
察しの良い方ならばピンと来るでしょうが……大正12年9月1日午前
11時58分44秒相模湾を震源としたマグニチュード7.9の巨大地震
が帝都を襲いました。そう「関東大震災」です。死者・行方不明者13万
8千人を出した未曾有の大災害。火災に因りまして多くの国宝・重要文
化財もある物は壊れ、あるものは消失。これと東京大空襲さえなければ、
どれだけの文化財が遺されたのか……。そんな中、この『生々流転』は
長さ40メートルにも及ぶ巨大展示にも係わらず、傷一つ受けなかった
奇跡!

1999年度から御屋敷が建立されて。数多くの御屋敷が消滅し、或いは
路線変更を余儀なくされた中、唯一、夫馬御殿の
DAY FOR NIGHTだけが、
常に変わらぬスタンスで建立し続けた。正直申せば先月からの自分の復活
劇も夫馬御殿が継続していなかったら、復活出来たかどうか……実に怪し
い所です。その感謝の意を表して
2年ぶりの慶賀展となった次第です。

 

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