毒書日記2005年度版その4

2005年5月15日(日)休日でしたが……(--;)

皆様、お今晩は。今日で今週の日記ともお別れです。
本日はネタを仕込みに美術館巡りでも……と考えていたのですが、当家の
縁戚廻りに手を付けたのが運の尽き!何時まで経っても終わらないし、
慶賀展の準備の為、別館が置いてあるサーバーの伝送で同期が取れず、
転送出来なかったりと実に5時間以上パソコンの前に張り付いていなくて
は為らなかった日でした。これだけ長時間向かっていたのは「月曜瓦版」
をやっていた時以来かも?
そして、本日3軒の御屋敷と縁戚を張りました。旧FMOVIEのRT(つまりは
チャット)で大活躍していた御三方(と……思う)
何故か人の家の食卓迄判ってしまう……まみの局さまの「
大福帳」、
曲がった事が大嫌い!男前のぼのぼのさまの「
Badlands」、そして会員
歴の長さでは屈指と思われる氷室浩二さまの「
映画ぶつぶつ」の3軒!

それと……たぬ御嬢様の「
犀の山」の『バッド・エデュケーション』評
今迄読んだ中で最高の出来栄え。眼から鱗が10億枚落ちました!\(^o^)/

今週はこれにて御仕舞……ああっ疲れた(--;)<PC

2005年5月14日(土)今日は休日出勤

いやぁ……まあ、先週&今週の「美の巨人たち」は内容が恐ろしく濃い\(^o^)/
夫婦共々画家だった夫妻の話。夫の三岸好太郎は31歳で病死。対して妻の三岸
節子は94歳迄生き続け、死の前年に100号の大作を残したと言う、どこから
どこまでも対象的な二人。先週はピカソの如く画風を変幻自在に変えまくった
三岸好太郎作『飛ぶ蝶』番組を観ていて……ホントにこの作品群は、一人の画家
が10年間で描いたもの?!と言う位、同じ画家のタッチとは思えない。
まあ……これだけだったら今回の日記には書かなかったでしょう。先週紹介され
たもう一枚の絵。それが今週でも取り上げられた三岸節子のデビュー作『自画像』。
好太郎と言う名の割には女を囲って亭主としても、父親としても失格な一人の天才
画家(しかも夭折!)その才能に惚れこんだ一人の女が、後の妻……節子。
彼女が画家であったことが世にも不幸な物語の始まりとなるのでありました……。
彼女が語るには「夫との10年の結婚生活の後半は死ぬことしか考えていなかった」
と言う壮絶さ。そして旅先での夫、好太郎の死を知った時……

「これでわたしは生きていける」

と思った。この続きは次回にて………♪と振られたら「大河浪漫愛好者」として
は観ずには居られないでしょう(^^;
その通り、今回はデビュー作の『自画像』と93歳に描いた絶筆『さいた さいた
さくらが さいた』を同時に取り上げるって事は、一人の画家の生涯を描いたもの
に違いないと感じてはいたのですが、2本合わせても1時間弱の放映時間なのに
3時間を越える堂々たる「大河浪漫」を観たかの様な感慨が残ります。

更に、前回の放映で札幌にある「
三岸好太郎美術館」の設立に奔走したのは、
あれだけ憎んでいた妻……節子。そして再婚もしなかった謎。「愛しても愛し
切れない、憎んでも憎みきれない」とは『さらば我が愛〜覇王別姫』の名コピー
でありますが、この二人の関係もそうしたものだったのでしょうか?謎を置いた
まま幕切れを迎えたので、とても気になる所。今度評伝でも読んでみると致しま
しょう(^^)/~

2005年5月12日(木)

皆様、お今晩は。昨日は駆け足で「ベルリンの至宝展」の紹介をしたのです
が、今日は絵画編!絵画館だけで50以上の部屋もある巨大美術館の中で
セレクトされたのは、ボッテチェリの『ヴィーナス』、ラファエロの『コ
ロンナの聖母』、レンブラントの『天使と格闘するヤコブ』とか……色々
とありますが、独逸ルネッサンスの巨人でいらっしゃるデューラーと
クラナハのお二人の作品は、例え「版画」でも良いから持ってきて欲しか
ったのも事実。ですが……今回取り上げるのは「旧国立美術館」の中でも
目玉の一つ。玄関でも飾らせて頂きましたマネの
『温室にて』です。
パッと印象に残るのは、実に構図が(・∀・)イイ!! よねぇ……と思ったのです。
絵の座りが大変に宜しい(^^)
三角形構図で画面を〆る方法ではなく、御婦人がしている手を中心に二人
が並んでいる形は正方形。二人を埋め尽くす緑と長椅子の緑の使い分けも
お見事!\(^o^)/

さて、マネの代表作と言えば、何と申しましてもオルセー美術館を外す
訳には行かないのですが、”海外流失マネ品”の中でも、この作品は、ワシ
ントン・ナショナル・ギャラリーにある
『サンザール駅で』、そして
ロンドンのコートルード美術館にある
『フォーリー・ベルジェールのバー』
に匹敵する傑作だと思っていますが、当時、敵国だった仏蘭西から良くぞ
買い上げたものだと感心するばかりです。

2005年5月11日(水)今日は休日

皆様、お今晩は。本日は東京国立博物館にて開催されている「ベルリンの
至宝展
」に行って参りました。これに行く切っ掛けは、チネチッタ高知
お茶屋御嬢様の推薦によるものです。行ってみてビックリ仰天!!!!
西洋美術では、87年バブル全盛の頃に「日本航空」&「野村證券」&
「日本IBM」の3社がスポンサーとなって開催した「西洋の美術展」
以来の規模では無いでしょうか?これは、「金と銀」「皇室の名宝展」
に次ぐ10年に一度あるか無いかの大展覧会\(^o^)/
今迄「石物」には興味も関心も湧かなかった自分ですが、今日行ってみて
やっと理由が判りました。日本にはロクなコレクションが無いって事です。
古代エジプト、メソポタミア、ギリシャ・ローマ時代の彫刻や石碑、置物
どれもこれも素晴らしいの一言!\(^o^)/
殊に古代エジプトのコレクションは、よくこれだけ持ってきた!と感激
する程充実しています。今迄「石物」が多いんで敬遠していた大英博物館
もこれで俄然行きたくなりました(^^;
ギリシャ美術では彫刻もさることながら、赤像式陶器「アッティカ製
カルピス:テセウス、アリアドネ、アテナ、ディオニュソス」の素晴らしい
事と言ったら!黒像式陶器でしたら
ブリヂストン美術館にも数点あります
が、全然レベルが違う!
書きたいことはまだまだありますが、時間も時間なんで又書きます(^^)/~

2005年5月10日(火)

今日は、火曜日ですが、恒例の「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
は、ビデオ撮りした侭観ていないんで、それについてのコメントは明日行う
として……各掲示板ですこぶる評判が良い『交渉人 真下正義』を観て参り
ました。途中までは面白いんですが、段々とツマラナクなり……後半では、
自分の逆鱗に何百枚汚い手で触れたことか、
自分にとって文句無しの大醜作ですわ!今年のワースト1候補が早くも決定(--;)
ヒントをひとつ出すと「約束」を守らない映画は嫌いなんです!!!!
余りにも不愉快なんで、今日はサッサと寝ます……

2005年5月9日(月)今日は休日

皆様、お今晩は。昨日の日記で宣言した通り、リンク集の大改修を始めた
ところです。余りにも数が多いので、以前作った
サーバー・ダウン時の
BBS入り口の部屋にブログ部屋
も付けました(^^;
これを見れば誰がブログを持っているか?一目瞭然の筈ですが、多すぎて
探しきれません(ヒロシ調の嘆き♪)
自分でもこんなに縁戚を増やすんでは無かったかな?と思ったのですが、
袖振り合うもの多少の縁ってことで……しかも、今月中に2軒の縁戚追加
予定です(^^;

ちょっと疲れたので、息抜きにビデオでもと思い、昨日借りた『閉ざされ
た森』を観たら、ますますもって頭が混乱しました……(爆)

当家は自分のアクセス数を抜いたら一日20〜精々行って40前後のあば
らやですが、腐っても鯛。リンク集だけは常に最新のものにしておきたい
と思っております。

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