毒書日記2005年度版その35

2005年12月18日(日)年明け早々の予定(^^;

皆様、お今晩は。本日も三鷹にて資料作成をして居たんです
が、昨日よりも一日だけ〆切りが迫っているんで資料作成が
捗る捗る(^^;
良く「夏休みの宿題を8月29日辺りで必死こいてやってい
た子供」が居りますが、自分もあの時から全然進化して居な
い訳でして……(^^ゞポリポリ

往復の電車の中で桐野夏生の『OUT』(講談社文庫刊)を
読んでいるんだけど、今のところ傑作の匂いプンプン\(^o^)/
夫殺しをしてしまった同僚の為に、パートのオバチャン4人が
巻き込まれると言う展開ですが、この4人のキャラが立ち
捲くっていて「こんなのが読みたかったのよ!」とニヤついた
笑みを隠せないのでありました。

今日は、これから『男たちの大和』をレイトにて観てきま〜す。
何で『キングコング』じゃないかと言えば、上映時間が長すぎ
てレイトショーで観てしまうと終電が無くなってしまうからな
んですねぇ。(>_<)

年が明けたら
日本映画テレビ技術協会の「準会員」にでもなろ
うかしらん。(これに入ると1本1000円で映画が観られる)

2005年12月17日(土)【本】『半落ち』(罵詈雑言モード)

2002年度のミステリー界で話題になりました、横山秀夫
作『半落ち』(講談社文庫刊)を読了致しました。その感想
です。

現役警察官の梶という男が妻殺しを自供。ところが、彼が
殺人を犯してから3日目に自供してきたことが問題になる。
なぜすぐ出頭しなかったのか。梶は空白の2日間のことを
頑なに語ろうとしなかった。刑事、検察官、記者、弁護士、
裁判官、刑務官それぞれの視点で綴る事件の真相とは……。

駄目だ!こりゃ(--;)……これが読了後上げた一声。
一つの事件を7人の視点で時系列に並べると言う着眼点は買い
ではあるものの、折角の美味しいテーマを、こうもアッサリ
と処理して良いものか……非常に理解に苦しむ作品です。

「感動作」とか……まあ……世評は高い様ですが、自分的
には全く同意することが出来ません!
短編に収めるにはテーマが重いんで連作長編(?)にしよう
とした意図は判らないでも無いんですが、こんな薄っぺらい
内容で良く売れたものだなぁ……(--;)

何と申しましょうか……このテーマにしては、書き込みが
足りないと言うのも問題なんですが、それ以上に「突き刺
さる一言」が一つも無いのが致命傷。

この本の隠れたテーマである二つの【病名】に密接な関連性
があるならば兎も角、ただ単に人目を惹きたい……それだけ
の「動機」で書かれている売らんかなモードが入っている気
がするんですねぇ(--;)

短くても作者その人に「これを書かなくては死ねない」的な
思い入れがあって「刺さる一言」が生まれると思うんですね。
ところが……自分の感想なんですが、ただ単に「動機」として
社会性もあるし……これで行こうか♪ってノリで書いたとしか
受け取れないんです。

もっとズシッとした物を読みたかったなぁ……勘弁してよ。

2005年12月16日(金)【トレ】新会員証

皆様、お今晩は。土日出勤の為、金、月が休みとなった大倉
です。急遽シフトが変更になったので、精神科への受診日を
本日にして頂き年越しの薬を頂いて参りました。(^^;

ジムに行く直前、携帯電話にてさる用件にてお叱りを受け、
凹むことしばし……そんな訳で、トレの方も今ひとつパッと
しない成果に相成りました。やはり……こうしたものは、
メンタル面も重要なのねん。と……言っても家に引き篭もっ
ているよりは精神衛生上良いかなぁ……と考えております。

胸と背中のトレを行って、タンニングを済ませた後、帰り際
受付の御嬢様から(女性スタッフに関しては興味が無いんで
顔も名前も覚えにくいの)駅前に新店舗が出来るんで、会員
証の再発行手続きを……との申し出。カード式ロッカーを
設置する為、会員証の形状を変えなくては為らないらしい。

そんな結果、出来上がったのが上の会員証♪

1月14日から正式オープンする新店舗にはお風呂もあって
22時間営業ってこともあり、休みの前の日なんかのトレに
は最適かも(^^)

http://www.goldsgym.jp/golds/gggc/chiba.html
(ゴールドジム・行徳千葉)

2005年12月14日(水)【独り言】いつもながら……

皆様、お今晩は。会社の宴会に半分強制的に出席させられ
ウーロン茶2杯だけで席を後にしました。(´・ω・`)ショボーン

もう寝なくてはいけない時間なんですが、ホントは付けたい
レスが沢山あるんですけれども、23時を廻ると明日の出勤
の事を考え不安になり……まあ、他の心配事もあって中々
レスを付けようとする気分が乗らないのが悲しいところ。

殊に最近寒くって朝6時に起きるのが辛いのよ……(--;)

宴会の席なんですが、何で皆様ああやって活き活きと仕事の
延長の話が出来るのかが自分にとっては永遠の謎として残り
そうです。この感覚って20歳の時からズーッと変わらない
んで仕方ないかなぁ……とも思っているんですが。

明日は定時に切り上げて映画版『SAYURI』をレイトショー
で観に行く予定です。ではでは(^^)/~

2005年12月13日(火)【本】大河浪漫の傑作『さゆり』

皆様、お今晩は。幾つか書かなくては為らないレスが溜ま
っているのですが、申し訳無いけど後回し……。

アーサー・ゴールディン作 小川高義先生訳の『さゆり』
(文春文庫刊 上・下巻)を読了したところです。

小さな漁師町で育った娘・千代は昭和のはじめ、9歳の時
に姉佐津と祇園甲部の新田と言う置屋に売られる。その置屋
にて初桃という先輩芸妓から手酷い苛めに逢い、姉と一緒
に逃げ出そうとするが失敗。舞妓→芸妓と言う出世コース
から外れてしまう。だが……そんな時忘れがたい運命の出
会いが彼女を待っているのでした……。

映画化になっていなければ読み逃していたであろう「大河
浪漫」の傑作です!
上巻を読んだときに思ったのですが、此処迄祇園の内幕と
言うか「匂い」を描き出した小説は、日本人作家の手に
因るものでもそうそう無いと思っていましたが、下巻に
入ると凄絶なんですよねぇ……。
確かに物語だけを追えば、ハーレクインロマンスと思われ
ても仕方の無い展開ではありますが、一人称の「語り」で
進められるにも係わらず、いや……だからこそ、祇園甲部
の「お茶屋」と言う裏社交界に集う人々の喜怒哀楽が、
短い描写ながらも的確に織り込まれ、しばし忘れ難い余韻
を遺すメモワールとなっているんですよねぇ……。

この本が本国で出版された時、「モデル探し」が行われた
と言う旨を翻訳者でいらっしゃる小川高義先生が「訳者
あとがき」で書かれているんですが、これ……無理もあり
ません。優れた「ノン・フィクション」の場合、極めて短
い文章の裏には何百時間……時には足掛け何年にも渡って
取材したその結晶が僅か数行の下りで流されることが侭
ありますが、その数行は他の文章と違って「光る」んです
ね。これ……読んでいて判ります。
それと同じような「下り」が随所にあるんですよ……。
お座敷遊びでの他愛も無い会話に「別の意味を込める」と
か……戦時中の祇園の様子……描写はそんなに多くありま
せんが、かなり取材した跡がハッキリと判ります。

そして「旦那はん」とのあとの40年間の日々……僅か2
頁ながらも見事な迄の「大河浪漫」として結実させている
のには唸るばかり\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

久方ぶりに読み終わってボーッと放心状態に陥ってしまっ
て未だ現実と夢の間を彷徨っているかの様な愉悦……。

この「小説」を書くのに10年掛かったゴールディンはん
ですが、次回はアメリカ名門一族の年代記を目下執筆中と
の事。『リオノーラの肖像』を書いたロバート・ゴダード
に次ぐ「大河浪漫の血」を引く作家として次回作が待ち遠
しくてなりません。

2005年12月12日(月)『さゆり』読書中

皆様、お今晩は。昨日左手の人差し指を爪で切って仕舞っ
たと言う話をちょろっと書いたのですが、当然の事ながら
絆創膏が貼ってある訳です。キーボードを打つ時も引っ掛
ると言えば引っ掛るのですが……実は今の勤務地では、
「指紋認証」を行っているんで、ドアの開け閉めが酷く
面倒臭い(^^;
普段は左手の親指で、パネルを押して、左手の人差し指
で認証を行っているんですが、絆創膏に気が付いて右で
「ピッ」とするんで、違和感が付きまとった一日であり
ました。出血は止まっているんですが、結構傷口が深か
ったりしていますんで、何時になったら治ることやら。
さて、話題は変わりまして、映画『SAYURI』の原作で
あるアーサー・ゴールディングの『さゆり』を読んでいる
のですが、元々日本美術史専攻の方だったらしく(と……
なると京都ですからねぇ)昭和初期の祇園甲部の様子が
綿密に書かれてあるのには舌を捲いております。
映画の方はどうなるのか?が判りませんが、少なくとも
原作に関しては決してキワ物では無いと断言出来る作品。
日本人作家でも、ここ迄描いた作品は珍しいのでは無い
でしょうか……(と上巻読了時の感想)

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