毒書日記2006年度日記その9

2006年3月6日(日)【トレ】上半身中心にやってきました

皆様、お今晩は。昨日迄の連日の残業が響いたのか、今朝は
午前9時迄熟睡状態でした。そんな訳で活動モードには入らず、
ゴールドジム・行徳千葉にて脚を除いた上半身のトレを2時間
掛けて行って参りました。以前の日記で行徳縮小の話題を書い
たのですが、ストレッチスペースがスタジオ前から、駅側の
窓に移動になったんで、大分使い勝手は良くなった気が致しま
す。トレ終了後に、一階にあるドンキホーテにて、ボクサー・
ブリーフと靴下5足分を購入。(2000円也)
靴下だけは100円ショップで買うと失敗しますねぇ……(^^;
安物買いの銭失いって言うんでしょうか?
その後、行徳のブックオフにて二冊購入。

・マリオ・プーヅォ『ザ・ファミリー』(ヴィレッジ・ブックス)
・小池真理子『薔薇色のメランコリヤ』(角川書店)

此方の方は、何時も通り105円均一で買ったので210円也。
今日の出来事はそんな所でしょうか?

2006年3月4日(土)【本】『誰が「本」を殺すのか』

皆様、お今晩は。佐野眞一さまの『誰が「本」を殺すのか』
(新潮文庫刊 上下)を読了致しました。その感想です。

「本が売れない」相次ぐ出版社の倒産と書店の閉鎖……その
原因は何処にあるのか?書店、取次、出版社、編集者、地方
出版社、図書館、書評界……それら関係者に隈なく取材を行
ったドキュメンタリー。

元々プレジデント社から出ているものに、「検死編」を追加
して新潮文庫で上下巻で出ているものですが、この「検死編」
が実に曲者でして……時代の変化に伴い書き足したと著者で
ある佐野眞一さまは書かれているんですが、「蛇足」と言う
感を拭えないのは事実なんです。

デジタル出版とか……インターネットカフェ、自費出版迄
裾野を広げたのは評価出来るんですが、肝心のインタビュー
の内容は「同じ内容の繰り返し」にしか思えない冗長さが
目立つんです。上下巻合わせて1000頁近くある大作で
すが、それが故に実に惜しい。書き足し分が無ければもっと
素直に誉められたのに……。

一時期ではありますが、書店、日版、東販等の取次、出版社、
編集者、実作家、翻訳家、書評家、そして印刷会社の方と飲
み屋で知り合っていた時期がありまして、「業界」について
は世間一般の方よりは知っていると言う自負があります。

この本を読んで思ったのは「20年経っても実態は殆ど当時
と変わっていないじゃないの?」と言うことだったりします。
まあ……そうした旧態然とした「業界」なんで、押し寄せる
波には勝てなかったと言うことか……。

一番身近な存在であります「書評」の事で凄い一文があった
ので思わず御紹介致します。

「日本の書評界は、遂に一人の淀川長治ももてなかった」

この一文を読んだとき、思わず膝を叩きそうそう!と頷いて
しまいました。ですが基本的に「娯楽」として作られている
「映画」と違って「本」の場合、学術書から漫画本、料理書
や小説に至る迄大変に広い範疇が求められるんですよねぇ……。

やはり一人の人間で全部をフォローするのは無理があると言う
ものですし、国立国会図書館に収蔵されている本を全部読んで
いたとしたら寿命が何歳あっても足りません(笑)

力作だとは思いますが、ノンフィクションとしては『カリスマ
〜中内功とダイエーの戦後』の方が、対象が絞り込めただけに
完成度が高いのは否めませんねぇ……。

2006年3月4日(土)再起動開始♪

皆様、お今晩は。地獄のような3日間がやっと終わりました。
本日もトラブル続きだったのですが、今日は相性が良い後輩
と話している内に、彼が何と熱狂的な戦争映画ファンであった
事が判明!4ヶ月近く隣の席に座っていたんですが、仕事の
話と香水の話しかしなかったものなぁ……。
そんな訳で、談論風発!和気藹々とトラブル対処に取り組み
つつ映画談義をしていたのでありました(^^;
喋り過ぎて喉が痛くなった程(爆)
オフ会以外でこうやって、突っ込んだ映画の話が出来たのっ
て何年ぶりだろうか?

さて……佐野眞一さまの『誰が本を殺すのか』を昨日読了。
本日からは、白川道さまの『流星たちの宴』(新潮文庫)を
読み始めています。これが中々面白くて300頁迄読了。
本日、もう少し早く上がれたら、ゴールドジム・行徳千葉にて
トレーニングをする予定でしたが、そろそろとめ御嬢様の
上京に合わせてオフ会の場所等も設定しておかないと……。

2006年3月1日(水)【トレ】映画の日だったので……

皆様、お今晩は。今日は映画の日と言うことで、幕張にある
「シネプレックス幕張」に行って参りました。初めて知った
のですが、このシネコンは、日本ヘラルド映画の傘下だった
のね(^^;
ビル自体は、飲食店とアミューズメント施設で統一されて、
非常に手堅い経営かな?と思ったりしておりました。上映時間
迄30分以上あったので、”ワンダーランド・ショッピング
センター”の「カルフール幕張」にて、靴下と雨傘を購入。
ミクシィ縁戚のNORIさまから目撃報告が寄せられた「ロ
ーラースケート店員」は今日も発見出来ず。やはり、イオン
傘下になって、「不謹慎」と言うことになったのかしらん(^^;

で……観てきたのは、『ホテル・ルワンダ』と『アサルト13
〜要塞警察』の二本でした。『アサルト13〜要塞警察』は、
元々のカーペンター版を未見の為、これはこれで面白く観る
事が出来ました。
で……最初に観たのは『ホテル・ルワンダ』でして、映画縁戚
のミクシィ関係者全員が絶賛と言う恐るべき映画なんですが、
遅まきながら拝見してやっとその理由が判りました!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

”アフリカのルワンダで内紛による大量虐殺の危機から人々を
救った、実在のホテルマンの勇気と良心を描いた感動ドラマ”
とありますが、感動する暇が無い程「超一級のサスペンス大作」
として仕上がっているんです!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
『シンドラーのリスト』では、交渉する相手が収容所所長だけ
でしたが、今回は国連軍&政府軍&民兵&本社と立て続けに起
きた「一歩間違えば死に繋がる交渉」を、ホテルマンとして培
ったノウハウだけを頼りに進んでいく……。
虐殺事件と言えば世界各国で(日本も例外では無い=関東大震災
直後の朝鮮人虐殺事件&戦時下の南京大虐殺等)起きていますけ
れども、「民族浄化」としたものが一番タチが悪くて……観てい
てやりきれなくなるんですが、そう考えるのも観た後の話。
観ている間中、スクリーンから一瞬たりとも眼が離せないとは
この事!観た後は久々にグッタリして仕舞いました(^^;

映画のハシゴをした後は、
ゴールドジム・幕張千葉にて、脚と
上腕三頭筋のトレーニング。仕事場が三鷹に移ってからは行か
なくなった場所ですが、久々に行ってみると現在の行徳よりも
(・∀・)イイ!! 感じになってるのには驚きました。
ここの最大の特徴は、地上200メートルにあるジムだと言う
事でして、天気がよければ幕張プリンスホテルや千葉マリンスタ
ジアム等が一望出来るんですが、生憎の雨。

それと……もう一つの特徴は、女性の方がジムエリアに殆ど居な
いって事です。千葉県各地からハード・コアなトレーニー達が
集まるってことで男臭さムンムン。更にタンニングしまくって居
る人も矢鱈に多くて、自分が色白に思えた程(^^;
関東にあるゴールドジムは殆ど廻りましたが、此処が一番ハード
コアな場所かも知れません。

2006年2月28日(火)【トレ】見たいような、見たくないようなもの

皆様、お今晩は。今日の午後は見たいような、見たくない
様なものを見てしまった一日となりました。まずは南砂町
にある
ゴールドジム・イースト東京に行ってきたんですが、
受付に花瓶と御芳名帖が置いてある……何事か?!と思って
目をずらすと女性スタッフの方が急逝されたらしく、名札が
余りにも痛々しく置かれておりました……。
受付を済ませ二階にあるロッカールームで着替えた後、一階
にあるジムエリアに移動。本日は胸と背中をメインで行う
予定だったので、ストレッチは念入りに……。
イザ……始めようとすると、意外なことに気が付きました。
今迄は意識していなかったことなんですが、この南砂町店
には「胸」のマシンが余り揃って居なかったんですねぇ(>_<)
反対に充実しまくっているのが背中を鍛えるマシンでして、
少なくとも関東一円のゴールドジムの中では一番揃っている
気が致します。

さて、2時間ばかりトレーニングしてきて、胸も背中もパ
ンパンになった所で、お決まりのプロティンを呑んで二階
にあるタンニング室に入ったのですが、ジェルをゴミ箱の
中に落としてしまったのです。まあ……直ぐに拾えたんで
それは良いんですが、何やらペーパータオルが幾重にも
丸まったものが捨ててある。自分も物好きですから、御丁寧
に広げてみたんですが……なんということでしょう♪
「栗の木の花の匂い」のするものが染み込んでいるではあり
ませんか!
随分大胆な事をする人も居るなぁ……と思っていたんです
が、良く考えると一人でワザワザこんな所で抜く必要は無
い訳でして、そうすると考えられる可能性は一つですよねぇ。
また御丁寧に包み直してゴミ箱に戻した次第(^^;

タンニングを行ったら、今度はランプが7本も切れている!
また着替え直してフロントにクレームを入れました所、直ぐ
さま別のマシンで焼き直しと言う事でコインの交換に応じて
頂きました。しかし……誰も文句を言わなかったんでしょう
か?(--;)

で……ロッカールームに戻ると、シャワールームと直結して
いるんで、堂々と前を隠さずにシャワー室に向かう殿方ハケーン。
隠さずに堂々としているだけありまして、立派なもので御座
いました。身体も勿論出来ているし……こうした光景って
新宿○4会館のお風呂場では中々御目に掛かれないんですよ
ねぇ(^^;

帰りは浦安で途中下車して、浦安のブックオフにて買い物。
ここで見たく無かったものは、先日650円で行徳のブック
オフで購入した谷村志穂の『海猫』が上下巻共に105円棚
に並んでいた事!ガ━━Σ(゚д゚lll)━━ン!!!
210円で買っていたらあそこまで悪く書かなかったかも知
れません(^^;

此処では3冊購入。315円也

・山田宗樹『嫌われ松子の一生』(幻冬社文庫 上下)
・白川道『流星たちの宴』(新潮文庫)

2006年2月28日(火)精神科受診

皆様、お今日は。これから南砂町にあるゴールドジム・イー
スト東京
に行ってから日記を書くのが本来のスタイルなんで
すが、今日は色々と書くことが多くなりそうなんで分割して
アップすることに致します。

本日の朝食は松屋ではなく、なか卯で食しました。最近気に
なるのは松屋の鮭(?)がパサパサになっている気がする
んですよ。吉野家だと鮭ではなく鱒だと思いますけれども
脂が乗っていて(゚д゚) ウマ-と思えるんですが……と言う事で
気分を変えてみたんですが、どちらも似たようなものですね。

その後、精神科にて受診。「ストレスが溜まると本を買うん
ですよぉ……」と話したところ、「依存ではあるでしょうけ
れども、アルコールとか、パチンコとか身体並びに金銭的に
害があるものを「依存症」として病気に入れている」との
事で、自分の様な「依存」は、レアケースの様なんです(^^;
そうですよねぇ……何時もは105円……高くても1000円
以上一冊につぎ込みませんからねぇ……ハハハと笑って
処方箋を頂いたのでありました。

処方箋を頂いた薬局で、大塚製薬から出ている「ビタミンE」
と「カルシュウム・マグネシュウム・亜鉛」のネイチャーメ
イドを購入。此れは2700円掛かりました(´・ω・`)ショボーン

これで何時も飲用しているサプリメントは殆ど充実。

・ビタミンC
・ビタミンB
・ビタミンE
・マルチビタミン
・EPA&DHA

健康に気を遣うと言う訳では無く、精神安定の一環として利用
しているんで、これも「依存」でしょうか?(^^;

もう一つのネタは、再び診療室に戻るのですが、『鬼子母神』
に触発されて「幼児虐待」で受診される患者さんは居るんで
すか?とお伺いしたところ、やはりいらっしゃるとの事です。
鬱病を初めとして何らかの精神障害を抱えている患者さんが
3割位との事。あれを読んで楽しくて子供を虐待している訳
では無いと改めて知ったので、こうやって聞いてみるとTV
画面の向こう側の世界では無かったと実感させられます。

その後、銀行に行って家賃の振込みをしたんですが、ATM
は月末の影響もあって大変な混み様。佐野眞一さまの『誰が
本を殺すのか」を読みつつ待ち行列に並んで無事振込み完了。

そして、行徳のブックオフ(出版業界では寄生虫扱いらしい)
にて5冊を購入。50円分の割引券を使ったので475円

・太田蘭三『死に花』(角川文庫)
・ロバート・ゴダード『今ふたたびの海』(講談社文庫 上下)
・梶尾真治『黄泉がえり』(新潮文庫)
・小池真理子『柩の中の猫』(集英社文庫)

で……今更ながら思ったんですが、『今ふたたびの海』定価で
上下巻買うと1676円なんですよねぇ。(--;)
本が売れない一つの理由は、やはり値段が高くなった事が大き
いんでは無いんでしょうか?

では、これからトレーニングして参ります(^^)/~

2006年2月27日(月)本日の日記

皆様、お今晩は。本日も会社でバタバタしていたのですが、
何とか7時30分で切り上げ、地下鉄直行で映画館に行って
きました。観てきたのは『県庁の星』でして、流通業界の
イロハのイを学ばせてくれる中々手堅い作品でした。
さて……流通と言えば「本」の流通に纏わる話がテンコ盛りの
佐野眞一さまの『誰が「本」を殺したのか」(新潮文庫)を
読み始めているところです。

 

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