毒書日記2006年度日記その42

2006年10月22日(日)【本】『栗林忠道 硫黄島からの手紙』

皆様、お今晩は。本日、栗林忠道著『栗林忠道 硫黄島か
らの手紙』(文藝春秋)を読了致しました。

これは、第109師団師団長として硫黄島の防衛の任に就
いた栗林忠道中将が、妻、そして子供に宛てた書簡集なの
でありますけれども、一読して判るのは、生きて故国の土
を踏めるとは夢にも思っていなかったと言う悲壮な覚悟と
極当たり前の事なんですけれども、妻、息子、娘それぞれ
に宛てた手紙は文体も異なれば、内容も異なるんですけれ
ども、兎に角筆マメな事!飛行機で本土に便がある度に
手紙を出し続け、最後の手紙は米軍が上陸する16日前
の昭和19年2月3日となっております。
あくまで書簡から受ける印象なのですが、細かい処まで
良く気が付く人だよなぁ……と感じるのですわ。長女で
ある洋子御嬢様の手紙に誤字があるとわざわざ、添削して
送り返すとはとても戦地に居る方の手紙とは思えない反面、
硫黄島の空爆から、もし、この島が敵の手に渡ったら東京
は火の海になると夫人の実家が長野あったので、疎開を
薦める様子なども伺う事が出来ます。栗林家の人々は、父
である忠道が53歳で戦死。長女である洋子御嬢様が16
歳で腸チフスで病死……の他は皆様長寿でして義井夫人が
亡くなったのは平成15年 享年九十九歳と言うから驚き
で御座います。

2006年10月22日(日)ガス抜きの必要性

皆様、お今晩は。連休2日目の今日は、ずっと部屋に閉じ
こもって『栗林忠道 硫黄島からの手紙』を読んでいたり、
こまごまと部屋の掃除等をしていたのでありますが……。
やはり、一日中家の中に居るのって想像以上に苦痛でして
隣町の行徳にまるブックオフに買い物をした次第。
そしたら……やっぱり呼ばれていたんですね。昨日、市川
中央図書館に行っても無かった、第3回ホラー・サスペンス
大賞受賞作の『人形 ギニョル』が105円棚にポンと置
かれているではありませんか!これにはビックリ仰天!
その他に『コレラが街にやってくる〜本当はコワーイ地球
温暖化』そして『香水の事典』と全く脈絡の無い3冊を
購入。〆て315円
これでストレスが解消出来れば安いものです。そうそう、
お買い物と言えば、本日ヤフー・オークションにて、初め
て映画の試写状を落札致しました。10月24日(火)
新橋ヤクルトホールにて上映の『父親たちの星条旗』これ
をペアチケットで無かったので400円で落札!
やっと観れますよ……ううっ(感涙)

2006年10月21日(土)硫黄島尽くし♪

皆様、お今晩は。連休一日目の今日は、市川市中央図書館
に行ってきて、ブラリブラリと散策の筈だったのですが、
書架にある一冊の本に目が釘付け!

栗林忠道著『栗林忠道 硫黄島からの手紙』(文藝春秋)

これ……どストライクですわ!硫黄島二部作の原案と言
っても良いのでは無いかなぁ……。
これに気を良くして、レファレンスサービスを利用して、
硫黄島関連の本を書庫から借り入れ。

堀江芳孝『硫黄島激闘の記録』(恒文社)
この人、硫黄島決戦の生き残りであり、唯一人の米国海
兵隊終身名誉会員と言うから尋常ではありません。

リチャード・F・ニューカム『硫黄島』(弘文堂)

そして、小説でありますが城山三郎『硫黄島に死す』
(光文社)

と硫黄島尽くし♪
これらを読んでおけば、少しは参考になるかな?(^^;

2006年10月21日(土)【本】『火群の館』(罵詈雑言モード)

皆様、お今晩は。春口裕子さまの『火群の館』(新潮社
刊)を先日読了致しました。その感想です。

高台に建つマンションで共同生活を始めた明日香と真弓。
その新しい部屋で奇妙な出来事が次々に起こる。バスル
ームに残された得体の知れぬ毛髪、新聞受けからこぼれ
落ちる蛆虫…。そして真弓が浴槽で謎の死を遂げる。
真弓の恋人も失踪し、残された手紙には「僕たちは許さ
れるのか」という走り書きがあった……。

う〜む。全然評価出来ませんねぇ。唯一良いと思ったの
は発想だけですが、その発想からどう物語が展開してい
くのか?まあ、端的に言ってしまえば明日香と真弓が何
故このマンションを選んだのかについての具体的な説明
がまるで為されていないんです。「家」に纏わるホラー
でも入居云々はどうでも良い場合があるんですけれども、
この作品に関しては「入居」が鍵の部分なんで、一言で
言ってしまえば説明不足。もっと悪意を込めた書き方を
するならば責任放棄の感すらあります。

責任放棄と言うことでは、冒頭に挙げた奇妙な出来事。
これが明日香の幻想なのか?それとも小説の中で起きて
いる現実のことなのか?についての説明が為されていな
かったり、或いは真弓の死についても最後の最後迄釈然
としないんですねぇ……(--;)

第二回ホラーサスペンス小説大賞選考において大沢在昌
先生が「将来性を加味した上での受賞賛成」と述べてお
られますが、ホント……どうしようもない駄目な作品
で御座います。この程度の作品ならば、世に出すべきで
無かったと思うのですけれども言いすぎでしょうか?

2006年10月20日(金)昨日の日記

皆様、お早うございます。昨日から2日間はお昼から
の出勤でして、やはりちょっと勝手が違うなぁ……
と言うのが実感。行きの電車でも帰りの電車でも眠
ること無く本が読めるって言う事が良い点。駄目な
点としては、無駄な時間が多くて、それはそれで、
ストレスが溜まる元凶ともなり、やっぱり疲れが抜け
ないですねぇ(--;)
昨日、往復の電車の中で、第二回ホラー・サスペンス
大賞の「特別賞」を受賞した、春口裕子さまの『火群
の館』(新潮社刊)を読みきったのですけれども、
これ……どうしようもない駄作でして、終盤余りの
馬鹿馬鹿しさに本を投げてしまった程なんです。大賞
を受賞した『リカ』からしてあの出来でしたから、二回
目は不作の年だったってことでしょうかねぇ……。
本の感想は別途挙げさせて頂きます。
そんなところが、「昨日の日記」でございます。

2006年10月18日(水)【Mixi】『危険な関係』相関図作成ソフト\(^o^)/

皆様、お今晩は。21日から29日迄東京国際映画祭
の為の休暇だったのでありますが、今年は、全て放棄
して、他の映画を拾っていこうか?と考えております。
最大の理由は、オープニング作品の『父親たちの星条旗』
が10月28日から上映と言うことを含め、特別招待作品
に新味が無いのと、もう一つはチケット代が1500円
と単館系の前売り券と同じ値段になってしまった事なん
です。やはりこれも、「独立行政法人化」を受けての
煽りなんでしょうかねぇ……。(--;)

明日、明後日は午後から出勤の体制になります。
一週間続けてだと流石にしんどいのでありますが、2日
間だけだから良しとしなくては…。

さて、これからが本題!
Mixi縁戚のvindaloo先生の御屋敷で紹介されていた、
MixiGraphと言うフリー・ソフトなんですが、これが
最高に面白い。
窓版と林檎版の二つがありまして、当然のことながら
自分は窓版を使ったのでありますが、ソフトをダウン
ロードしてクリックすると、自分の全縁戚76家が玄関
の写真と共に表示されます。その中の縁戚の内の一軒
をダブルクリックすると、その方の縁戚並びに当家と
重なっている縁戚が「相関図」として表示されるんです!
画面の中は左クリックを押しながらスクロールすると
画面が動く仕組みになっております。
自分と○○家の共通の縁戚は誰か?これを使えば一目
瞭然\(^o^)/
Mixi版『危険な関係』相関図を作るのに絶対に欠かせ
ないソフトとして強く推薦致します。

BGM:OST:『危険な関係』より『鍵』

 

2006年10月17日(火)【本】世にも珍しいボディビル・ミステリー『ノーペイン・ノーゲイン』

本日、山本甲士さまの『ノーペイン・ノーゲイン』(角川書店
刊・廃刊)を読了致しました。その感想です。

鍵屋の八戸虎男は、鍵屋の収入を補うために兄の竜男と組んで
副業としてピッキング技術を活かした泥棒稼業を行っていた。
近所で流行っているスポーツクラブ「シェイプス」に入り20
万円を盗んだが、危うく見つかりそうになり足を洗う。
その後、ボデイビルジムに通い始めるが、所属のジムが改築す
ることになったため、因縁の「シェイプス」に通い始めること
になる。ところが、虎男は新聞報道で盗まれた金が420万円
であることを知り、上前をはねた男に憤りを覚え、恐喝に成功
するが、それから程無くベンチプレス中の頸部圧迫による窒息
死体で発見されることになった……。

第16回横溝正史賞の「優秀作」に選ばれた本作品。ミステリー
は幅広く読んで参りましたが、徹頭徹尾ボディビルの世界を扱
ったミステリーって極めて珍しいのでは無いのか?と思って
ヤフオクで拾ってきたカバー写真と共に紹介する次第。

実を言いますと、この作者の『かび』を読んだのでありますが、
どうも今ひとつ後味がスッキリしない感を持ったので、感想を
挙げずにおりました。で……今回読んでみて、そのスッキリし
ない感が見事に解消。やっぱり、自分が本当に好きな分野の事
を描いているだけありまして、登場人物のキャラ立ちが巧く出
来ていないとか……或いは、殺害動機がやや行き当たりバッタ
リと言う欠点はあるんですけれども、実際にやったことのある
人でないと描けないディティールがそれらの欠点を凌駕して
おります。

で……もう一つ思ったのが、○○賞受賞を貰っても、それで御
終いの人と、紆余曲折を経ながら伸びていく二通りのパターン
の作家が居られるんですが、残念ながら山本さまは前者のパタ
ーンの模様でしたねぇ……。受賞をする迄は確かに大変。しか
しながらそれを継続し、発展させ続けるのは更に大変……と、
これはボディビルの世界でも通用する法則なんですが、そんな
事をつい思ってしまった一冊でありました。
ボディビル並びにウェイト・トレーニングをして居られる方に
は増田正文さまの『果てしなき渇望』と共に必読の一冊として
推薦いたします。

2006年10月16日(月)体調不良かな?

皆様、お早う御座います。昨日無謀にも平常出勤の時に
レイトショーに挑戦したので(通常は休みの前日しか
レイトショーは行かないのです)ちょっと体調を崩し
た模様。明日は休みなのですが、午前中は精神科の受診、
そして午後1番で三鷹に行き会議に出席と相成っており
ます。

帰宅したんだけどちょっと熱っぽい感じ。今日はサッサ

と休養を摂ることに致します。おやすみなさい。

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