(伝)『50回目のファースト・キス』

此処は常夏の布哇州……オアフ島。州都ホノルルから遠く離れたカフェ、フキラウ・
カフェで朝食をとるルーシー(ドリュー・バリモア御嬢様)に、とある男が声を掛
けててきた。バカンスでこの島を訪れた観光客と浮名を流すプレイボーイの獣医
ヘンリー(アダム・サンドラーさま)だった。彼は、ルーシーの大好きなワッフル
や海洋生物について話すうち意気投合した2人は、翌朝もカフェで一緒に朝食を食
べようと約束したのだが……翌日、ルーシーの前に約束通りヘンリーが現れるが、
彼女はなぜか冷たい態度をとってしまう。原因が判らず混乱するヘンリーにカフェ
のオーナーがルーシーの抱える病気について知らされたのでありました。それは
丁度1年前、ルーシーは交通事故に遭い、その後遺症で記憶障害になってしまった。
短期の記憶を長期の記憶に組み込むことができず、一晩寝ると前日起きたことを全
部忘れてしまうという。父親のマーリン(ブレイク・クラークさま)と弟のダグ
(ショーン・アスティンさま)の涙ぐましい努力があって、彼女は毎日、そうとは
知らずに同じ一日を繰り返し生きていた。ルーシーにすっかり恋してしまったヘン
リーは、この日を境に恋のアプローチを開始するのでありましたが……。

ドリュー・バリモア御嬢様には、憂いとか切なさが込められた役柄が良く似合う稀有
な女優さんでして、役柄を超えて彼女の経てきた哀しみや喪失感が良い意味で顔に出
ていると自分は考えております。そうした訳で、今回の配役もベスト・キャスティン
グ!\(^o^)/一見能天気なアダム・サンドラーさまが、段々とシリアスっぽくなる
ところとか……で……またギャグを噛まされて元に戻って、一歩前進♪
単刀直入にこの映画のテーマを語らせて頂くならば、「伝えること」だと思っている
んです。何しろヒロインのルーシーは、短期記憶がスッポリと抜けてしまっていて、
昨日の記憶がまるで消えている。そうした彼女に如何に「愛」を伝えるか?が彼の
使命となっていくのですが、それを補う脇の面子が実に(・∀・)イイ!! んですよ。
父親のマーリンにしても、元ボディビルダー(そうは見えないけど、筋トレの方法は
実に正統的(^^;)の弟ダグにしても、娘であり、姉であるルーシーの為を思って日々
同じ行動を取っています。ここが笑い所であり、ちょっとホロリとさせてしまう
箇所でもあるんです。でも……外部から来たヘンリーは、二人に取っては「撹乱者」
でしか無かったのですが、ルーシーの行動の変化に気が付き……と言うところが実に
上手い!彼らの協力を得てヘンリーが取ったある方策とは?
これがねぇ……実に泣ける「大河浪漫の王道的手法」もう、このシーンを観た瞬間
涙腺全開。鼻から分泌物が……の世界でして、家族だけではなくフキラウ・カフェ
の女将さんが出てくるところなんぞは「ツボ」押し捲り!\(^o^)/\(^o^)/

そして……このフキラウ・カフェがある場所が、実に裏布哇らしくて(・∀・)イイ!!
本当に良くぞ見つけて下さいましたm(_)mと撮影スタッフとオアフ島観光局に御礼を
申し上げたい位の絶好のロケーション。
ワイキキ・ビーチではまず判らない(まあ、近いシーンが水族館勤務ってことでフ
ォローしています)本当の布哇の魅力が画面全体から匂ってくるんです。\(^o^)/
それは、カフェの常連の面子にも良く出ていて、サモア系の御主人と女将さん。
日系人、そしてローカル(地元に馴染んでいる白人の事)が渾然一体となって布哇の
こうあって欲しい御食事処を描き出しています。本当にこのカフェのシーンだけでも
何回も観なおしたい魅力に溢れているんです。

これだけではありません。最後の最後までギッシリと心地よい愉悦に誘い込んで下さ
るアロハモード全開の素晴らしさ!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

正直な話、これがロサンゼルスあたりの話だったら、此れほど迄は乗れなかったと思
います。ラストに至る迄「地の利」を最大限に利用した「正しい制作費の使い方」
ってことで。(^^)/~

「初代 大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2005年7月7日AMCイクスピアリ16にて鑑賞)

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