(檻)『アサルト13〜要塞警察』

激しい吹雪に見舞われる大晦日のデトロイト。老朽化の為、その
日をもって閉鎖される「13分署」には警官ローニック(イーサ
ン・ホークさま)を含む数人の警官がいた。そこに悪天候のため
護送車が立ち往生し、緊急搬送されてきた凶悪犯ビショップ(ロ
ーレンス・フィッシュバーンさま)他4名の犯罪者達。緊張の
中、警官達と犯罪者達が新年の0時を迎えたその時、「13分署」
は謎の武装集団から襲撃を受ける。その正体は、組織犯罪対策の
特殊警官たち……。一体何故警官が警察を襲うのか?そして、
閉じ込められた「13分署」署員と囚人達の運命や如何に?

この元ネタとなったジョン・カーペンターの『要塞警察』を幸か
不幸か未見の為、これはこれで中々面白く観る事が出来ました。
意外だったのは、映画の冒頭に夏場のシーンが出てきて、これが
主人公ローニックの心的外傷と言うべき原因になっていると言う
事でして、その治療の為、警察から要請を受けた心理カウンセラ
ー、アレックス(マリア・ベロ御嬢様)とのエピソードに繋げて
いき、それが外の大吹雪の影響に因って13分署に舞い戻り事件
に巻き込まれてしまう等色々細かい設定がちゃんと描きこまれて
いる所が中々貴重です。大きな枠は描けているけれども、登場
人物の一人一人のキャラクターが描けていること。これが大きな
勝因だと思えるんですよね。
そして、生き残る為に収監されていた「犯罪者」と手を結ぶと
言うアイディアは原版にあったものなんでしょうけれども、う〜
む!やるねぇ!と感心した次第。

この映画、冒頭を除けば24時間と言う短い時間と、限られた
空間の中でピシリと纏め上げた作品と言えるのでは無いでしょう
か?

初代「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2006年3月1日シネプレックス幕張にて鑑賞)

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