(視)『デジャヴ』

2006年2月28日、ニューオリオンズにて海軍の水兵
とその家族たちを乗せたフェリーが、突如大爆発を起こし
た。ATFの捜査官ダグ(デンゼル・ワシントンさま)は
現場を捜査し、爆発がテロだった事を証明。さらに爆発現
場の近くで発見された女性の死体も、鋭い観察力で殺人に
よるものだと見抜いた。と同時に、ダグはその死体の女性
・クレア(ポーラ・パットン御嬢様)に奇妙な既視感(デ
ジャヴ)を感じる。爆破事件とクレアの殺人が関係あると
見たダグは、彼女の部屋の捜索へと向かった。するとそこ
にあったのは……。

何と言っても斬新なのは、主人公をATF(アルコール・
煙草・火薬捜査局)出身にしたところ。映画の中でATF
の捜査官が主人公を務める映画って自分は寡聞にして存知
ません。そして脇を固めるFBI捜査官プライズワーラに
ちょっと太ったヴァル・キルマーさま。そして、今回初の
本格的な犯人オースタッドを演じているのがジム・カヴィ
ーゼルさま(*^^*)ポッと中々キャストが豪華です。

話はかなり混みいっておりまして、SF風味のサスペンス
と言った感じがあります。最初は何が何だか判らなかった
事が最後に纏まって行く感は中々お見事ではあるんですが、
最後の最後に思い切り反則技を使っているんですね!
ですから、今回この映画、ジム・カヴィーゼルさまの予想
以上の好演が無かったら完璧に罵詈雑言モードに突入して
おります。それほどの反則技なんですわ。(--;)
映画の結末が多少苦くなることを受け入れた上で、あの設
定(観て頂ければ判ります)さえなければ、かなり高い評
価が出来たのですが、一体どういう了見でこの安直なハッ
ピーエンドを入れたのでしょうか?

で……今回の映画の見所は、ズバリ言って男優の魅力に尽
きます。ヒロインのポーラ・パットン御嬢様も中々良いの
でありますが、50歳を過ぎても未だ脱げるデンゼル・ワ
シントンさまの裸は涎ものですし、純粋な狂気を演じたあ
る意味イノセントな犯人のジム・カヴィーゼルさまが、最
高に(・∀・)イイ!! (・∀・)イイ!! (・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!
今回の役で大きく役の幅を広げた感じがします。だって、
上の写真を見て下さい。完璧にイッてしまっている者の眼
なんですよねぇ。(*^^*)ポッ

それと今回の映画では、ニューオリオンズの町並みが案外
に良く描けていてそれも感心したことの一つ。
ラストの一点さえ無ければ……と思って仕舞うのは仕方無
い事でしょう。

初代「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2007年3月17日ワーナーマイカルシネマズ市川妙典にて鑑賞)

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