(煮)『永遠の夏』

問題児のシェーン(ジョセフ・チャンさま)と優等生の
ジョナサン(ビリアント・チャンさま)の二人は小学
生の時分から担任教師の意向でコンビを組まされた身。
凸凹コンビとしてそれなりに上手くやってきたが、一
人の女(ケイト・ヨン御嬢様)が介入してくる事に因
って、二人の関係は次第に変化していくのでありまし
た……。


と……書いたのは良いんですが、これが実に煮え切ら
ない話でして、シェーンとジョナサン(映画の中では
違った呼び方をされていましたが……)仲が良いのは
判るんですが、友情止まりなのか?それ以上の関係な
のかが途中迄全然判らないんですよ。映画の後半に
なってシェーンが彼女と親密になっていくところから
ジョナサンがシェーンに惚れていたのがやっと判った
程度。そしてシェーンとジョナサンがケンカ別れした
ところで野外ハッテン場でサラリーマン風の男に声
を掛けられベッドインするジョナサン。う〜む、安直
過ぎないかい?その設定と思わずツッコミを入れたく
なりますが、シェーンが酔いつぶれて事故に遭い、引
き取りにきたジョナサンをいきなりベッドに押し倒し
バック迄してしまうんですよねぇ。
ホント……煮え切らない侭なんです。そして恐るべき
ことにラストでも結末を付けずに責任放棄の形で逃げ
てしまっているんですわ(--;)

主役二人がなんだかんだとイケメンだったので、寝ず
には済んだのでありますが、結果的に何を言いたいの
かがサッパリ見えてこない駄作と言わざるを得ないで
しょう。
書いているだけであの煮え切らなさが思い出され、
段々と苛々してきたんでこれにて御終い。

初代「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2006年10月27日 第19回東京国際映画祭にて鑑賞)

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