(暮)『最後の恋のはじめ方』

どんなに恋愛下手な男性でも、憧れの女性の心を掴むことができる……こんな、夢のような
願いを実現させてしまうのが、恋愛コンサルタントのヒッチ(ウィル・スミスさま)
過去に辛い失恋をした彼は、他の男たちが自分と同じ思いをしなくても済むようにと、恋愛
のコンサルタント業を始めた。恋に不器用なニューヨーカーたちは、彼の的確なアドバイス
を受け、次々としあわせを手に入れてゆく。そんなある日、ヒッチの前にNYスタンダード
紙の記者、サラ(エヴァ・メンデス御嬢様)が現れた……。





書いている内に猛烈に腹が立ってきたので、罵詈雑言モードに切り替えます。













うーーん。正直な話。自分にとってどうでも良い映画なんです。恋愛コンサルタントと言う
設定の着眼点は面白いと思うんですが、パーソナル・トレーニング制度が普及している米国
都市部だからなんでしょうか?一時間当り、幾らのコンサルタント料を取っているの?
瑣末なことなんですが、映画を観ている間中そんなことばかり考えておりました……(--;)
何故、そう思ったのか?と言えば、生活費の高いニューヨークでも、中流の上の暮らしを
主要登場人物4人の内3人はしていまして、残り一人は、劇中ではセレブリティと言う設定
のアレグラ(アンバー・ヴァレッタ御嬢様)と言う暮らしぶり。
パーソナル・トレーニングを頼むとなりますと、何事もお金が掛かる訳でして……六畳足ら
ずのワン・ルーム暮らしの40男には到底縁遠い世界でありますし、主人公のヒッチが仕掛
けるデートコースもハッキリ申して実用性には程遠い世界。
水上デートで……あれですか?馬鹿馬鹿しい……

段々と思い出して書いている内に猛烈に腹が立って参りました。
話変わりまして、恋愛に不器用な「オタク」が恋をした『電車男』では……その生活ぶりとか
不器用に足掻く姿に大変に共感を持てる作りこみをしていたのですが、この映画にはそんな
要素は皆無!それでもって、「純粋に恋愛」をしたい人だけ?をクライアントにしているっ
て思い上がりが過ぎやしませんか?肉体から始まる恋の炎だってあるんですよ……。
恋人にしたい……一生その人だけを見ていて、生活を共にするってそんなに尊いことなんです
か?ハァ……。まあ……そんな聖人君子みたいな方ばかりだと言うことは、清教徒の理想系♪

だってねぇ……恋人にしたいって、結局やることは一緒でしょ?ベッドの上のマナーは、個人
のモラルの問題であって、アンタに説教なんぞされたくはありませんよ!

たとえ一晩限りの「情事」でも、一生残るものもあれば、朝食が済んだらハイサヨナラって
言うケースもありますよねぇ。でも、やってみなけりゃ判らない事でしょ。やってナンボの
この世界では、この映画に描かれていることは全て空虚な霞にしか思えませんでした。

初代「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2005年7月7日AMCイクスピアリ16にて苦行)

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