(電)『ダイ・ハード4.0』

7月4日の独立記念日を狙って引き起こされた、全米を標
的とした大規模なサイバーテロ。交通、金融、放送、電力
……すべてのインフラがシステム・ダウンに追い込まれて
いく。「世界一運の悪い男」ジョン・マクレーン警部補
(ブルース・ウィリスさま)は、ハッカーの青年マット
(ジャスティン・ロングさま)をニュージャージーから
ワシントンDCへ護送中だった。ところがマットは、ガブ
リエル(ティモシー・オリファントさま)一味が仕組んだ
今回のサイバーテロの一端に知らず知らずの内に関わって
おり、テロ組織は口封じのため彼の命を狙ってきた。また
しても偶然事件に巻きこまれたマクレーンは、マットを守
りながら、この未曾有のテロの核心へと近づいていく。

この数日、「面白く無かった」とか……「不完全燃焼だっ
た」とボヤいておりましたが、それを全て払拭して下さっ
た大快作\(^o^)/

個人的にシリーズ物の大作って言うものは、観ない人なん
ですが、『ダイ・ハード』だけは数少ない例外でして映画
史上に残るアクション映画の金字塔である第1作目から全
部(と……言っても4本ですが)全て観ています。駄作だ
った3から12年後、第1作目では髪もフサフサだったの
が見事なスキンヘッドになって「あの男が帰ってきた」事
はファンに取ってはそれだけで嬉しいのでありますが、今
回は1には劣るものの、出来栄えとしてはかなり(・∀・)イイ!!
部類に属しています。護送するマットとの掛け合いも中々
息が合っておりますし、シリーズ中初めて登場するルーシ
ーと言う娘さん(メアリー・エリザベス・ウィンスレット
御嬢様)の存在も(・∀・)イイ!! 。しかも今回敵方がやたらと
強くて頭脳戦のみならず肉弾戦でも互角の勝負を仕掛けて
きて中々くたばらいところは、シリーズの遺伝子が変化し
たものでしょうか?(笑)
殊に敵方の女テロリストを演じたマギー・Q御嬢様には、
あんな生易しい死に方では無くて、R指定がついても良い
位の残虐な死に方をして欲しかったかも、まあこれは自分
が女嫌いなんで仕方無いと言えばそうなんですけれども。

今回のもう一つの特徴と言うかシリーズを通して段々と規
模がでかくなるのでありますが、最初はロサンゼルスにあ
る超高層ビル、2作目は冬の空港、3作目はニューヨーク
そして今回は東部地方を中心にと広がっていきますが、主
役のブルース・ウィリスさまの御歳を考えても、そろそろ
このシリーズも今回で打ち止めかなぁ……と思うと、ちょ
っと寂しくもありますが、時の流れは誰にも止められない
ですものねぇ……。

「パニック映画友の会」大倉 里司
(2007年6月30日ワーナーマイカルシネマズ市川妙典にて鑑賞)

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