(薄)『ポセイドン』

大晦日の夜。北大西洋を航海中の超豪華客船・ポセイドン号で
は、華やかなパーティーが開催されていた。元ニューヨーク市
長のラムジー(カート・ラッセルさま)は、娘のジェニファー
(エミー・ロッサム御嬢様)とボーイフレンドのクリスチャン
(マイク・ボーゲルさま)の仲睦まじい様子を苦々しい気分で眺
めていた。人々は、思い思いに豪華な船上パーティーを楽しん
でいたが、その時、超巨大津波がポセイドン号を飲み込んだ。
船は完全に転覆し、乗客たちは上下反転した船の中に閉じ込め
られた……。生き延びた数百人は水面下にあるダンスホールに
かたまっていた。そこはかろうじて原型を留めていたのだ。船
長は、ここで全員じっと救助を待つべきだと主張する。
だが、プロのギャンブラー、ディラン・ジョーンズ(ジョシュ
・ルーカスさま)は船長の指示に従わず、ラムジーらを連れて
船外へ脱出しようとするのだが……。

昨今のリメイクブームで、72年製作された『ポセイドン・ア
ドベンチャー』のリメイクが本作。前作と一緒なのは、巨大客
船が大津波を受けて転覆し、ホールに沢山の人が残されるが、
一部の人だけは逃げ延びようと言う展開のみでして、後はオリ
ジナルの設定となっております。

以前から不思議に思っていたんですが、こうした場合、普通は
その場に留まるのが鉄則の筈なんですが、前作でその定石をひ
っくり返して仕舞ったのですよねぇ。
まあ……洋上で大津波が何の前触れも無く襲い掛かると言う設
定も今考えるとかなり無理がありまして、津波の性質としては
水深が深ければ深い程、速度は速く、波高は低くなるんです。
まあ……そんなことにイチャモンをつけてみても「映画」なん
で大目に見るとしてっと……。


ふーん。薄味だねぇ……(--;)今回は『LIMIT OF LOVE 海猿』
の様に反則技を堂々と使うと言う姑息な技を使っていないから、
罵詈雑言モードにはなりませんけれども、生き残るにしても、
死んでいくにしてもアッサリと処理しすぎ。良く言えばテンポ
良く……悪く言えば見終わった後何にも残らない映画なんです
ねぇ。

それはそうと……設計士と言う設定のネルソン(リチャード・
ドレィファスさま)なんですが、彼がゲイである必要性って
あったの?こんな薄味の映画でゲイ云々と言っても始まらない
んですが、何だかなぁ……と思った次第です。

「パニック映画友の会」大倉 里司
(2006年6月15日 ワーナーマイカルシネマズ市川妙典にて鑑賞)

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