(光)『サンシャイン 2057』

時は西暦2057年。太陽の消滅が目前に迫り、地球は
滅亡の危機に瀕していた。最後の希望は宇宙船・イカロス
2号に搭乗した8人のクルーたち。彼らは太陽に核兵器
を打ち込むことでその再生を行うという、極限の任務を
任されていた。順調に航行を続けるイカロス2号だった
が、そこに突然遭難信号が送られてくる。送信元はかつ
て同じミッションに失敗したイカロス1号。8人は協議
の末、イカロス1号とのランデブーを試みようとするが。

監督がダニー・ボイル。出演者が『麦の穂をゆらす風』
のキリアン・マーフィさま、真田広之さま、ミッシェル・
ヨー御嬢様、『セルラー』のクリス・エバンズさま等と
中々国際色豊かな映画ではあるんですが……が……
正直言って、自分には全くダメな映画。1時間48分
と言う時間が永遠に続くのでは……と溜息と頭痛が同時
に襲ってきたのでありました。







以下、罵詈雑言モードに切り替わります。





















上でも散々悪口を書いたんですが、結果的にこの映画、
「何で、誰が、どうなったの?」と言う因果関係が稀有
な侭進んでしまうんですよねぇ。最後の方で何でこうな
ったのかの一部が解明されるのでありますが、それにし
ても後味が悪い上に、冷静に考えてみればワザワザ7年
もこの為だけに待っていたの?!と某方に聞いてみると
言う意地の悪い考え方にもなる次第です。
前半から日本語字幕が付いているんですが、殆ど理解
不能の「宇宙語」を話している様に感じたのは自分に
SF者の血が一滴も流れていないからなんでしょう。

太陽の設定も死に掛けているとは言え、宇宙船から見る
限りかなり強力な様ですし、こんなに光線が強いのだっ
たらそもそも何でこの作戦を決行するのか?と言う観客
側への動機付けが弱い。地球を映すのは最後の最後なん
ですが、あの程度の光だったら人類はやっていけるんじ
ゃないの?と苦笑いしてしまいました。

まあ、観る人を選ぶ映画であることだけは間違い無い様
であります。

「パニック映画友の会」大倉 里司
(2007年2月20日ワーナーマイカルシネマズ市川妙典にて苦行)

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