(音)『ディパーテッド』

貧困と犯罪が渦巻く、ボストン南部で生まれ育った2人の男。
犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官
を志すビリー(レオナルド・ディカプリオさま)。マフィアの
ボス・コステロ(ジャック・ニコルソン御大)に育てられ、忠
実な「内通者」となるために警察官を目指すコリン(マット・
デイモンさま)。2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校
で学び、それぞれ優秀な成績で卒業。コリンはマフィア撲滅の
最前線に立つ。一方、ビリーに命じられたのは、マフィアへの
極秘潜入捜査だった……。

先ず最初に告白しておかなくては為らないのですが、この映画
の元ネタとなった映画『インファナル・アフェア』を観ていない
んですねぇ。こんな事を書くと「早いところ借りてきて観ろ!」
と矢の催促が来そうですが……(^^;
そんな訳で、真っ白な状態で鑑賞しました……が……しかし……
後味が悪いとかそう言った問題ではなくて、観終わった後に
スッキリしない感じが付き纏っていたんですよねぇ。

今回はお得意のニューヨークからちょっと外して古都ボストン
のアイルランド系移民のギャングの話。イタリアとアイルランド
では両方ともカソリックと言う事では根っこは一緒。
挿入される音楽も実に(・∀・)イイ!! ですが……何だか違うんです
わ。大都市での民族抗争とか……背後に流れる宗教色とか紛れも
無くスコセッシ色なのに、肝心要な「何か」が抜けているんで
すよ……。何なんでしょうかねぇ……「やりたくなかった」って
事が顔に出てしまったのかしらん。

観ている間はまあ、そこそこ観るべきシーンも散りばめられては
いるんですが、最後のドタバタぶりで水に流れてしまった感が
しますし……作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞、助演男優賞と
計5部門でノミネートされていますが、どれも正直には喜べない
出来栄え。この5部門が『父親たちの星条旗』に廻ってくれたら
米国アカデミー賞の値打ちもあろうかと思うんですがねぇ……。

初代「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2007年2月12日新宿ミラノ2にて鑑賞)

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