(忘)『フォーガットン』

8歳の息子サムが飛行機事故で死んでから14ヶ月。テリー(ジュリアン・ムーア
御嬢様)は、まだその現実から立ち直る事が出来ずに居た。ある日、サムと夫の
ジム(アンソニー・エドワーズさま)と自分が写っている筈の家族写真から、何
故かサムの姿だけが消えていた。夫が自分を気遣う余りに写真を取り替えたと思
ったテリーは、「写真を勝手に変えるなんて」と激怒するが、それに対しての
夫の答えは、「自分たちには子供は居ない……流産してしまった」そして、精神
科医のマンス医師(ゲイリー・シニーズさま)にも、「人は勝手に想像上の人物
や物語を脳内で作り上げ信じ込んでしまうこともある」と諭される始末。
それでも納得の行かないテリーは、図書館に出向き14ヶ月前の飛行機事故の記事
を探すが、その記事は一行も載っていなかった……。
ある日、同じ飛行機事故で、最愛の娘を失った元ホッケー選手、アッシュ(ドミ
ニク・ウェストさま)の家を訪問するが、彼もまた「娘は居ないし、事故も知ら
ない」とニベも無く言われてしまう。だが……彼の家である「痕跡」を見つけて
仕舞ったことから、事態は急展開を迎えるのでありました。

原題の『The Forgotten』は忘却と言う意味らしいですが、まさに原題を地で行く
展開。観て5分後には全ての展開を忘れてしまいそうになる位に凄まじい映画なん
です(笑)チラシには「注意!ストーリーは絶対に話さないで下さい!」と丁寧
に書いていますが、呆れ果ててマトモに話す気すら失せてしまう脱力系映画の決
定版!

延々と導入部を書いていたんですが、それすら苦痛でして、何故こんな風に思う
のかはレンタルDVDかビデオで観て貰えば十分過ぎる位に判って頂けると思い
ます。むしろ……この映画に関しては、映画館よりも大人数でのビデオ鑑賞向け
かも知れません。
罵詈雑言モードに思えるかも知れませんが、実はこの映画に関しては、そんなに
腹が立っていないのです。あちらこちらで聞こえてくる「駄作」の評判……
それを承知の上で観に行ったのですから、まあ……腹を立てるだけ損ってことなん
ですが……

それにしても誉めるべき箇所が見つからない映画なんですねぇ……。始まって60
分位で失笑&苦笑の連続……何故笑ってしまったのかは、ネタ明かしになるんで
書けませんが、笑うしかこの映画楽しむ術が無いんですわ。

監督も凡庸……脚本家も凡庸……敢えて楽しむとすれば、ジュリアン・ムーアさま
がやたらと走るところだけ。それでも観たければどうぞ……

自称「カルト部屋ご挨拶係」大倉 里司
(2005年6月5日 ワーナーマイカルシネマズ市川妙典にて鑑賞)

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