(笑)『吠える犬は噛まない』

9日間に渡った東京国際映画祭……正式参加作品が約50本。この全てを観た
人は居ないでしょうし、自分にしても18本を観ただけですが………その中で
最も会場のウケが良くて、自分が一番楽しめた作品が、この映画『吠える犬は
噛まない』なんですよ。

観る前は、ホントに無印対象外………時間が空いていたから穴埋め的なもので
した………が………しかし、観てみるまでは何事も判りません!

\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/最高!\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/

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応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団


ラテンのリズムもニギニギしく、BGMは、ディープ・フォレストの『ヌーンデイ
・サン』に乗って御送りします♪

韓国某市の共同住宅に住んでいるしがない大学講師のユンジュ(イ・ソンジェ
様)は、お犬様が大の苦手(共感♪)彼は、教授の覚えもそれ程お目出度くな
く、要領の良い同僚に一早くポストを奪われてしまう。家に帰れば帰ったで、
妊娠中の奥方には頭が上がらず、鬱々した日々を送っておりました。そんなあ
る日、ワンキャンと鳴く犬の声(--;)ユンジュは、容疑犬を目ざとく見つけ地下
室に閉じ込めてしまう………♪

一方、共同住宅の管理棟に勤めているヒョンナム(パエ・ドナ御嬢様)は、そ
の居なくなった犬の飼い主である少女の対応に追われていた。仕事熱心なので
すが………やはり、要領が悪い為、上司のウケは今一つ……。
鬱憤を晴らす為、暇を見つけては、文房具屋に勤める御嬢様とたむろする日々。

ある日、ユンジュが……犬を閉じ込めた筈なのですが……どうも変??(^^;;
やはり、ワンキャンと鳴く犬の声……???少女が張り出した探し犬のビラを
見て顔面蒼白!(^^ゞ

観ていて最高に面白い映画ですが……書くとなるとこれが難しい!(^^;;

と、言うのは、基本的に笑いは書くのが難しいネタなんですが……今回の仕掛
けは練りに練り込まれた脚本によって生じるミスマッチの可笑しさなんです。

因ってネタを明かしても、それ単独では全然面白くない……と言うか、「日常
生活」その侭なんですねぇ……が!このボン・ジュンホ監督(脚本も担当)の
手に掛かると一見ありふれた日常生活が爆笑の渦に変わるから凄い!!!

普通、映画祭ベース……しかも、「地味」を絵にしたよーなシネマプリズム!
どう考えても「場内爆笑!拍手喝采のウズ」って想像出来ないでしょ?(笑)

が、そうなってしまったんですねぇ……場内狂った様に笑い転げる人続出!!!

観てから……20日近く経ってしまいましたが、今でもクライマックスの「あ
のシーン」を思い出す度にニヤケてしまうんですよん。

今年はそんなに作品数は観ておりませんが、「面白さ」から見れば、間違いな
く今年のベスト5に優に入る出来栄え。韓国映画がブームとなっている昨今で
すから……買い付けは決まって欲しいし、これを買い付けなかったら日本興行
史上汚点を残すことになることは疑い無しの大傑作!!!!!

\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/最高!\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/\(^0^)/

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応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団、応援団


「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2000年11月4日 東京国際映画祭 シネマプリズムにて鑑賞 シアター・コクーン)

BGM:ディープ・フォレスト『ヌーンデイ・サン』

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