(華)『正義の華)

この映画祭で観た二本目のタイ発の「犯罪映画」でした。

『エクストラ・リーガル〜バンコク大捜査線』でも主演の3人の内の一人を演
じていたドーム・ヘクターン様が主演の映画です。

保険外交員の彼女が居るロップ(ドーム・ヘクターン様)は、結婚して平穏な
生活を送ることを望んでいるヒットマン。組織のボスから、別の組の仕事を斡
旋され、その仕事を最後に足を洗う覚悟をしていた。タイ奥地に行き、大量の
麻薬の運びをするだけで、事足りる筈だったのですが、とある裏切りによって、
彼も瀕死の怪我を負い、妻をも殺されてしまう羽目に………。ロップの復讐が
今始まろうとしていた………

『エクストラ・リーガル〜バンコク大捜査線』に比べると、何と言っても話し
が解るのは有り難いし、やはり居る処には居るんだなぁ………と惚れ惚れする
ような男前が揃っております。

映像のキレと男が良い。アクションシーンも必然性がある………となったら誉
めます。(笑)

ドーム様も、浅黒い肌にエプロン姿で甲斐甲斐しく家事をこなす姿に素っ裸と
は違った隠れたエロスを感じますねぇ………(*^_^*)(ポッ)胸板の盛り上がりが
あって、割れているのが解るんですね………ああ、こんな旦那様だったら、ヒ
ットマンでも良いわ………とタイの女性ファンが悩殺されたのは疑いの無いと
ころ。香港映画だったら、チョウ・ユンファが好んで演じそうなキャラクター
です。(^^)

そして、御約束と言うか、シャワーシーンもあって、中々の眼の保養。下手に
濡れ場を設定してくれるよりも、じっくりと裸を拝みたいタイプなもので………
こうした配慮は実に嬉しい。

敵役のスワンは、顔はたいしたことが無いのですが、演技は中々のものですし、
あっちへ行ったり、こっちへ転んだりと小悪党の悲哀すら感じさせるのが上手い。

そして、凄腕の刑事「死の華」………このキャラクターがもっと最初から絡ん
でくれば、実にこの映画傑作と言えるのでしょうが、最後の方に登場なので実
に惜しいキャラクターとも言えるでしょう。

ただ、何だかんだと言っても、観ている間は、ハラハラする程の興奮はしませ
んでしたが、十分に手堅く観れたのは事実。役者もスターと言う感じで男前が
揃っておりますし、来年はタイ映画がブレイクしそうな予感が致します。

「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(11月2日第12回東京国際映画祭シネマプリズムにて鑑賞)

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