(嬉)『ボビー』

99年に東京赤坂にある国際交流フォーラムで行われた「インド映画祭

での感想です。

映画終了時に満員の観客から、一斉に拍手が鳴った程の大傑作。

いやぁ………面白かった。この感じだと、他の映画も時間の許す
限り足を運びたいものです。(^^)(^^)(^^)

印度映画の例に漏れず、上映時間がこれまた長いのはお約束。
(二時間五十分)ですが、まるでダレさせずに見せさせる技量は
巨匠の名に恥じぬもの。

製作年度が1973年と言うこともあって、60年代のハリウッド映画
の匂いが濃厚に漂っておりますが、それが今観ても十二分に面白い。
90年代の『ラジュー・出世する』とか『ムトゥー・踊るマハラジャ』は大分
洗練された気が致します。(^^;;

勝手な憶測ですが、90年代に入って一種の「民族回帰」的な現象が
あったのでは無いかと想像するのですが、如何でしょうか?

何と言うのかな、この『ボビー』では、本当に何でも有りの世界なの
です。

物語の方は印度版ロミオとジュリエット。これだけ言えばもう十分。
m(__)m

台詞廻しもシェイクスピアを思わせる個所が登場致しますし、恋人で
あるヒロインの家に訪れて父親に二度目に会う個所で掛かっている
音楽がラテン系の曲。

今だったら、完全にバングラ・ビート(古いかなぁ)でしょう。
歌の中に含まれる「毒気」も中々のものでした。(^^ゞ

本当に、この映画の面白さは格別です。あと二回の上映なので、本当に
足を運べる方は通った方が良いです。

残りの上映は99年8/4 (火) 15:00と 8/13(木) 18:30の二回です。

会場は東京 赤坂ツインタワーにある赤坂国際交流フォーラムです。
地下鉄銀座線 溜池山王のA12出口から歩いて1分。

「大河ロマンを愛する会」 大倉 里司(HCD05016@nifty-serve.or.jp)

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