皆様、こんにちは。大倉です。
『デス・アンド・コンパス』がいよいよ上映されたようなので、随分昔に観た映画
の感想ですけれども書かせていただきます。m(_)m
まずはチラシを見て思ったのですが、裏面にある字の組みかたは、
『エヴァンゲリオン』ではないですか。(^^ゞ
うーん。難しい映画です。(^^;;
何を訴えているのか?と言うことを考えると、ますますもって解らない映画です。
これに比べたら、『ロスト・ハイウェイ』の方がずっと物分かりが良さそうな気も
するのですが、似たようなものかなぁ。(笑)
この映画を混乱の極致に導いているのが、何とナレーションなのです。(笑)
でも、明らかに「確信犯」なので大歓迎ですが。(^^)
ミゲル・サンドヴァル演じる警察署長が、事件の全容を解体していくように
思わせながら、逆にその解説故に混乱を引き起こしていく過程が面白い。
だって、この映画、後半部分ではナレーションが消えた瞬間に、非常にテンポ
良く進んでいくのですから。(^^ゞ
主役を演じたピーター・ボイルが、『ウォーカー』で、エド・ハリスが示した以上
の怪演を見せており、事件の目撃者である、クリストファー・エクストンと共に
事件の解決に向かっていくのですが、さてどうなるか?
あと、余談ですが、冒頭で盲目の刑事を演じた、アレックス・コックスが杖を
突いて歩く描写が中々可愛い。(^^)
まあ、難解で見る人を選ぶ映画ですが、そうした映画がお好きな人には是非
どうぞ。(^^;;
現在、東京渋谷のユーロ・スペースにて上映中です。
(6月17日 メキシコ映画祭にて鑑賞)
大倉 里司(HCD05016@nifty-serve.or.jp)
BGM:歌劇
ウエーバー作『魔弾の射手』より『狩人の合唱』(映画とは関係なく)
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