HEALING−SOUND−ROOM

ここでは、Deep Forest等を中心にしたヒーリング&ダンス系の音楽を紹介するページです。

 

★マークの次が作者、次いでアルバム名となっております。m(_ _)m

★ディープ・フォレスト『mede in japan』(ESCA-8028)

皆様、御機嫌如何でせうか?久方ぶりに登場の、わたくしマダム・DEEPで
御座ひます。

わたくしがかうして、此方に参つた訳は只一つで御座ひまして、遂に出ました
のよDeep Forestの4edアルバムが……(感涙)

しかも……アルバムの御名前が『made in japan』とは……(感涙)

去年の七月九日に新宿厚生年金会館にて、弐度目の来日ライブが行われました
が……この時のライブ実況盤ですの。

何だあ……と思ふのは早ひですわ……実は、このDeep Forest様(今は亡き主人
が崇拝しておりましたが……(涙)
Deep Forest様のライブこそ、アルバムとはまるで違ふ世界観を示してゐるもの
は無ひのでせう。

ライブ演奏自体が一つの「作品」として成就してゐるのでせう。(につこり)

先ずは、作品名自体を挙げさせて頂きますわね。

1.『エクエ・エクエ』(『コンパルサ』より)5分17秒
2.『グリーン・アンド・ブルー』(同上)6分00秒
3.『ディープ・ウェザー』(同上)6分10秒
4.『トレス・マリアス』(同上)6分22秒
5.『ボヘミアン・バレエ』(『ボエム』より)6分19秒
6.『ディープ・フォーク・ソング』(同上)2分25秒
7.『フィリーダム・クライ』(同上)4分5秒
8.『カフェ・ヨーロッパ』(同上)5分47秒
9.『フォレスト・パワー』(『コンパルサ』より)6分6秒
10.『ハンティング』(『Deep Forest』より6分37秒
11.『フォレスト・ヒム』(同上)5分22秒
12.『スウィート・ララバイ』(同上)6分6秒
13.『ホワイト・ウィスパー』(同上)5分6秒
14.『マダズール』(『コンパルサ』より4分59秒

前回のライブとは、『コンパルサ』作成前でしたので、何曲か変更が御座ひま
すが、どれもこれも名曲揃ひ。(*^_^*)(ポッ)

しかしながら……わたくしは、これを厚生年金会館で観なくて良かつたと思つ
ておりますのよ……ホホホ。

何故かと言へば、『ボヘミアン・バレエ』や『フォレスト・パワー』のやうな
「舞ひ」の曲を座つて聴くのはわたくしに取りまして、殆ど拷問の世界。
自然と身体が動ひて仕舞ひますもの……(涙)

昨夜も裏社交界の奥の院にて掛けて頂ひたところ……つい、身体が動ひて仕舞
ひ……御見苦しひものを見せて仕舞つたと反省しておりますのよ……。

そして……遂にライブでは今迄演奏されなかつた『スウィート・ララバイ』が
演奏され、母為る大地と一体化したかのやうな愉悦に包まれたのでせう。これ
を至福と言わずして何と言ひませうか?

過去三作品のアルバムを持つてゐる方も絶対にファンであれば持つべき一枚で
う。

「裏社交界の徒花」 マダム・DEEP(HCD05016@nifty.ne.jp)

BGM:Deep Forest『made in japan』(ESCA-8028)\2520)

 

★ワン・リトル・クリーチャー『時のかけら〜ピーセス・オブ・タイム』(VJCP-68011)

全く本編とは関係の無い話しで恐縮ですが、今日、オフ会に出かける
予定だったんですね………。気になって見てカードに依る占断を仰い
だ処、全部「凶」と出た………。これは、不味いなぁと感じまして、こうして
文章を叩いている次第です。

このワン・リトル・クリーチャーと言うユニットの『時のかけら〜ピーセス・
オブ・タイム』は、そうした精神状態が不安定な時に聴くと良いアルバム
です。

『セイスクリッド・スピリッド』と云うユニットがありまして、ネイティヴ・アメ
リカンの楽曲とテクノの融合を図ったユニットだったのですが、その中心
人物のクラウス・ズンデルの新ユニットがこれです。

今、大手のLP・CDショップに行くと、ヒーリング系音楽の棚が置かれて
いる場合が多いですが、自分の場合、民族音楽とテクノとの融合が一
番肌に合う様でして、ディープ・フォレストから色々と………福沢先生が
何枚飛んでしまったか判らぬ位、この手の音楽には通じてきたつもり
ですが………。

駄作の方が多いんです………このジャンル。(涙)

例えば、一般的に評価が高い『エニグマ』でも、僕の耳には、打ち込み
の過剰と媚びを感じてしまって、それ程の評価はしておりません。
それだったら、『eRa』(イーラ)の方が、グレゴリアン・チャントとテクノの
合体と云う意味では最大限に評価できます。

最も外しが無いのは、『ディープ・フォレスト』ですねぇ。3枚のアルバム
は全てハズシ無しの傑作揃いなんです。

さて………この、『時のかけら〜ピーセス・オブ・タイム』は、久々の傑作
と言っても良いアルバムです。

一曲目は、良くある荒涼たる風景の音ですが………二曲目に入った
瞬間、突如として天上に聳え立つ大伽藍の中に迷いこんだかのような
トランス状態に陥ります。僕に取ってみれば、久々に感じてしまいました。
ヘッドホンを付けた侭、廻りが見えなくなります。

この感じ、冷静に聴けば、一番近いのが、『ストーン・エイジ』と言う
ユニットに一番近い音でしょうね。彼等は、ブルゴーニュ・ケルトの歌謡
とテクノの合体型のユニットですが………洗練と言う意味合いにおいては
ピカ1の出来です。その『ストーン・エイジ』に近い、洗練のされかたを感じ
ます。

随所にクラッシックの名曲の「サビ」の部分(バーバの『弦楽のための
アダージョ『プラトーン』のあの曲です。サン・サーンスの『白鳥』等等)
を効かせ、世界各地の原住民族の歌唱を織り込ませ、一見乱雑に
並べている様に見せながらも、実は一枚のアルバムの中で円環が
閉じられております。

アルバム全体を引っ張ることが出来る有力なヴォーカリストを付けられな
かった点では、ディープ・フォレストのアルバムと比べると格が落ちますが、
それでも優に傑作の域迄達しております。
(国内盤 ¥2548)

 

Deep Forest『コンパルサ』(ESCA-6912)

舞踏音楽愛好家の皆様、御機嫌如何でせうか。マダム・DEEP
で御座ひます。

予定では、二回目は印度系舞踏音楽を中心に御紹介する予定で御座ひま
したが、このアルバムが出たことに因つて、わたくしは心変わりしてし
まつたのでせふ。わたくしのことをふしだらな女とお呼びたければ、さあ、
どうぞ。(^^;;

そのアルバムとは、ディープ・フォレストの3edアルバム『コンパルサ』
(ESCA-6912)\2345

わたくし、このアルバムを二年間待ち焦がれました。『ボエム』は憂ひを帯
びた欧州の香りが濃厚に漂つておりましたし、ファーストアルバム『Deep
Forest』は、阿弗利加大陸の大地の鼓動を感じさせる音楽でしたわね。

そして、今度は、墨西哥(メキシコ)からはじまる中南米から、南米の亜爾
然丁(アルゼンチン)までの音楽を幅広く網羅し、神業とも言へるアレンジ
に因つて、生み出された極上の旋律と鼓動を感じるので御座ひます。

最初に数寄屋橋の阪急にありますHMVで、このアルバムを試聴した時には、
文字通り全身の毛が総毛立つと良いませうか?細胞分裂が盛んになり、脳内
麻薬が噴出したので御座ひます。

わたくしにとりましては、その意味で「音のドラッグ」に相応しひ音楽で
せう。

一曲目から度肝を抜かれますわよ。ゑゑ。「ヌーンディ・サン」
何とマダガスカルの100歳の歌姫でいらっしゃるマダム・サナ様が主唱して
おり、彼女が亡くなられたことで、最初の旋律が「霊歌」風になつております。
しかも、彼女のリード・ヴォーカルの力強ひこと!
この声を聞ひたら「供養」の為もありますが、「舞ひ」をするしか御座ひません
わね。腰が勝手に動ひてしまうのですわ。

2曲目は、「グリーン・アンド・ブルー」
この曲は、今迄のディープ・フォレストの曲調に一番近い旋律ですわ。
滑らかな感じで「舞ひ」を致すのに良ひかも知れませんが、あくまでも
「癒し」の曲ですわね。(^^)

3曲目の「マダズール」
これは、「舞ひ」甲斐がありますわ。さわやかな夏の日に、冷房の利ひた
倶楽部で掛かると静かに舞へるかも知れません。レゲエ・ファンには一度
聴ひてみて欲しひ一曲ですわね。

4曲目の「1716」
ジョー・ザビヌル様ですか?良くは存じませんが。m(_)m
何でも『ウェーザー・リポート』と言ふグループの方らしいのですが、
勉強不足ですわね。(涙)今度彼の曲を聴ひてみようと思ひました。

5曲目の「ディープ・ウェザー」
これは、そのジョー・ザビエル様との共作。しつとりとした佳曲ですわ。
部屋に居てリラックスしたひ時に、紅茶を入れながら聴くと嵌まりますわ。

6曲目の「コンパルサ」
表題にもなったこの曲ですが、中々の出来ですわ。
アコーディオンの旋律(実際はシンセサイザー)の軽快さに乗せられて、
心地良い感じだと思わせて、段々とリズムが早くなつて行くとことは流石
ですし、後半の電子音とアコーディオンの旋律が見事にマッチ。
しかも、ヴォーカルが絡み、コーラス部分に入り、基調音の対比と、融合
は正に「神業」。これを聴くと、他のユニットが「亜流」に見へてしまいます。

7曲目、11曲目の「アースクエイク」
これは、語り部的なイメエジの展開、11曲目になるとアンビエントの安
らぎ

8曲目の「トレス・マリアス」
『マルタンズ・ソング』を思わせるよふな、佳曲で、しかも基調となつて
ゐるのが、『スウィート・ララバイ』を思わせる様な大地の安らぎ。
後半のイメエジは大海に乗り出す小船が、月の明かりに照らされて安らぎ
を得てゐる様な感じ。正に「癒しの曲」


9曲目の「ラジオ・ベリーズ」
これなんですわ。1曲目、12曲目、14曲目と並んで「舞ひ」の曲は!
スパニッシュ・ギターの演奏から入り、ひたすらテンションが高ひ曲。
さあ、「舞ひ」を致しませう。ファンクが好きな方でしたらこの曲は嵌
まりますわ。

10曲目の「エクエ・エクエ」
カリビアン・ビートの中に示された「悲哀」。「舞ひ」ながらも涙が出て
しまふ様な感じですわね。

12曲目の「フォレスト・パワー」
これは、今迄のディープ・フォレストの中で一番凄ひ曲ですわ。
わたくしは、今迄「コーラル・ラウンジ」が最高傑作だと思つておりま
したが、その上を行きました。(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)

舞踏音楽としても、楽曲としても完全な構成だとわたくしは信じます。
1分12秒目から始まる怒涛のコーラスを聴ひて、腰が動かなひ様に
なりましたら、わたくしも「舞姫」失格ですわね。(涙)

それに、「返し」の素晴らしひこと。(^^)
2分20秒あたりから「返し」が始まるのですが、アマゾンの大河を逆流
するポロロッカの如く力がある展開で御座ひます。
今迄、一番「返し」が上手いのは、ボーイ・ジョージ様だと思つておりま
したが、認識を新たにしましたわ。m(_)m

13曲目の「メディア・ルナ」
このアルバムの中では、何故かアラビックな旋律が印象に残る曲ですわ。
中南米と中東からでも「月」の輝きは変わらずと言ふことでせうか。
中東音楽ファンとしましては、実に嬉しひ一曲ですわね。(^^)

14曲目の「アレクシー」
15曲目と並んでボーナス・トラックですわ。でも、甘く見たら痛ひ思ひ
を致しますわよ。最後の「舞ひ」はこれで決まりですわね。(ニッコリ)
基調音が、一番正統的な倶楽部音楽に近い乗りで御座ひませう。
しかし、細部まで手を抜かなひ処は流石で御座ひます。

中南米から南米大陸を制覇した、ミッシェル・サンチェーズと、エリック・
ムーケの二人が次に訪れるのは、亜細亜で御座ひませう。

ガムランから、琴、尺八、胡弓の響きをどうやつてアレンジするか?
わたくしはそれが待ち遠しくて堪りませんわ。

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