★石野 卓球『スロッビング・ディスコ・キャット』(KSC2 260ー1)
皆様、御機嫌如何でせふか?久々に登場の、わたくし、マダム・DEEP
と申します。
先日……と或る方との御縁によつて、石野
卓球様の『スロッピング・
ディスコ・キャット』と言ふ新譜を買ひ求めましたの。(KSC2
260-1)
最近は……どふも、テクノ&ハウスの試聴盤のコーナーに行く気も
せずに停滞しておりました。さふした暗雲を一挙に晴らしてくれるやう
なアルバムでせふ。
前作『ベルリン・トラックス』にて、アシッド・テクノの極限迄行かれた
卓球様でせふが、今回は前作のやふに尖がつた処が少なく安心して
舞ふことの出来る貴重な一枚でせふ。\(^○^)/
1曲目の『Suck Me Disco』は、小太鼓と低ひ殿方のコーラスに因つて、
非常に初心者でも舞ひやすひ展開となつておりますわね。
攻撃的な面は、表には極力出さず、所々に披露してゐるのが「舞ひ処」
でせふ。
3曲目の『Pesatora』は、目を瞑つてゐるとブルーに彩れたウェイティ
ング・バーのBGMとして掛けると最大限に良さそふな気が致します。
目の前に水槽があつて、魚が泳ゐでいる……床は、ピカピカに磨か
れたオーク材が好ましひのではと存じますわ。
4曲目の『Tengu War』は、大バコで掛けると嵌まりさうな気が致します
わ。かなりアシッド・テクノの匂ひが致しまして宜しひのではと……。
5曲目の『Neue Welt』の場合、全体を覆ふメタリックな感じが致します
わね……御洒落な倶楽部掛けると、良ひのでは無ひでせふか?
そして……\(^○^)/
6曲目の『Fuse1』でせふが……思わず、マッシブ・アタック様かと思つ
て仕舞ひましたもの。
しかしながら……良く聴ひてみると、どこかしら懐かしひ旋律が…(笑)
和風の旋律が妙に合ふのでせふ。
7曲目は、『Fuse2』でせふ……。やたらと静かな旋律でせふと思つて
ゐると、大間違ひ(笑)鈴虫を思わせるやふな静寂の後に始まる宴の
味。「ケ」と「ハレ」の妙が生きてゐる傑作でせふ。
8曲目の『Man On A Guest List』は、7曲目を受けながらも、アシッド・
テクノ社交界の帝王、ハードフロア様に刃を向けてゐる強烈な作品
でせふ。刃を向けながらも「継承」をするのは正しひ姿でせふ。(^^)
10曲目の、『Ana Letmein Lemeout』でせふが、極めてミーハーと軽蔑
の眼を向けられさふでせふが、中々優れた舞ひの曲でせふ。
11曲目の、『Feeling』は、ハッピー系テクノの舞ひの曲でせふ。中々手
堅く押さへております。極めて舞ひ易ひ展開となつており、これも、御薦
め出来ますわね。
このアルバム、全曲聴きますと72分御座ひますが、その時の気分に
応じて聴き分けられる塩梅となつてゐるのが優れものでせふ。
「裏社交界の徒花」 マダム・DEEP(HCD05016@nifty.ne.jp)
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