HEALING−SOUND−ROOM

ここでは、Deep Forest等を中心にしたヒーリング&ダンス系の音楽を紹介するページです。

 

★マークの次が作者、次いでアルバム名となっております。m(_ _)m

★ロドリーゴ・レアン&ヴォックス・アンサンブル『アヴェ・ムンディ・ルミナール』

(SECS-7979)¥2300税込み

日本でも人気の高いポルトガルのグループ「マドレウス」の元キー
ボード奏者ロドリーゴ・レアンに因って創設されたユニット。それが、
「ロドリーゴ・レアン&ヴォックス・アンサンブル」でして、彼等の
出した1枚目のアルバムがこれ。

「マドレウス」よりも、よりクラシカルに、またミニマム・ミュージック
の域に近づこうとしている傑作です。

2枚目のアルバムも購入したのですが……それは、後程アップ致
します。m(_ _)m

このアルバムでは、「マドレウス」で絹の様な美声を聴かせてくれた
テレーザ・サルゲイロ様が昔のよしみで参加されていることもあり、
「マドレウス」のファンの方でも安心して聴くことができます。(^^)

彼女の美声が聞けるのが、1曲目の『アヴェ・ムンディ』これは、天上
の調べを思わせるかの様な美しさ。

そして、4曲目の「カルベ・ディエム」の男性ヴォーカルと一見ミスマ
ッチの様にも思えるコーラスが、やがて「光と闇」、「生と死」、「聖と俗」
の様に分離しながらも、融合して行く様は、「癒し」の極み!
これを聴きながら思ったのが、「易」における「大極」の存在。
一見西洋的な素材でありながらも、東洋の思想と深いところで繋が
っている奥行きを感じさせる傑作です。

7曲目は、「エニグマ」からブームを巻き起こした、グレゴリアン・チャ
ントの調べを引用しながらも、それにさらなる広がりを見せ聴いている
こちら側が夢うつつの世界へといざなってくれます。

8曲目の「悲しみの日」は、ポルトガルの伝承歌唱であるファドの調べ
を用いながら、それをクラシカルにアレンジした曲ですね。この曲が
2枚目のアルバムへの前奏曲みたいな感じになるのでしょうね。
(2枚目は余程の事が無い限り「聴けない」のです)

9曲目の『イン・エクセルシス』は、マイケル・ナイマンとバッハの影響
が強く見受けられます(つまりは、ミニマム・ミュージックってことね)
がっしりとした重圧感のあるメロディと軽快なメロディが絶妙のマッチ
を見せております。ラストのコーラスに因って一つに纏められて行く様
は、またまた見事!

12曲目を彩る『約束』では、またまたテレーザの歌声と男性ヴォー
カルの融合があります。(こちらは分離していない)4曲目と聴き比
べてみると、冥界をさまよっていた「魂」が浄化されて天上に上がっ
てゆく様な情景すら浮かんでくるのです。

取り上げて居ない楽曲も多数ありますが、これは文句無しに、
「松」クラスに入るヒーリング系アルバムの傑作です。

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