インテリアにこだわつた映画

わたくしマダム・DEEPと申します。

インテリア関係の映画から、V.C.アンドリュース先生の話題まで多岐に
渡つておりますわね。

そふですわね。わたくしの好きなインテリア映画と言へば。

『エイジ・オブ・イノセンス』
『危険な関係』
『秘密の花園』
『ルードィウィッヒ・神々の黄昏』
『レベッカ』
『コックと泥棒、その妻と愛人』
『運命の逆転』
『日の名残り』

これで完璧だと思ひますわよ。何と言ひましても天才プロダクション・
ディレクターでいらつしゃひます、スチュワート・クレイグ先生の名前を
外す訳には行かなひでせう。
この方は、『危険な関係』、『ガンジー』、『秘密の花園』、今年に入つて
からは『イングリッシュ・ペイシェント』で華麗なる舞踏会を再現して
頂きましたわね。(ニッコリ)

テーブルの上に置かれた、ティーカップ一つ一つまで気を配るのは
プロの仕事ですわ。

上記挙げた作品の中では、『エイジ・オブ・イノセンス』における晩餐会
のテーブルセッテイングは、芸術の域まで達しておりますわ。
宝石の類は、残念ながらイミテーションで御座ひますが、器に関しては
全て本物だらうと言ふお言葉を、あるホテル関係者からお伺ひしたので
御座ひます。
これと並ぶのが、『危険な関係』で御座ひませう。フランス革命前夜の
パリーを舞台に繰り広げられる淫靡でアンモラルな恋愛模様。
室内装飾の豪華さと並んで、御召し物の絢爛さも特筆すべきものですわ。

『コックと泥棒、その妻と愛人』は、理想の御不浄の姿ですわ。

これでは参考にならないとお嘆きの方には、もう一つのセレクションが
御座ひますわよ。

『秘密と嘘』
『シャロウ・グレイブ』
『ハイヒール』
『ゆりかごを揺らす手』
『ホーム・アローン』
『アパートメント・ゼロ』
『ハート・オブ・ミッドナイト』
『冬の嵐』
『ミュージック・ボックス』


『秘密と嘘』これから新居をお建てになる方には是非観て頂きたひ
映画ですわ。部屋によつて住んでゐる人たちの性格を表してゐることに
成功しておりますわ。

『ゆりかごを揺らす手』実に哀しみに満ちた「壁紙」の使ひ方をしてゐる
ので御座います。

『ホーム・アローン』一歩間違へたら、ホラー映画の世界を上手くコメディ
に纏めましたね。ケビン君のインテリアがとりわけ参考になります。

『アパートメント・ゼロ』ホモセクシュアルな関係に極めて近い、男二人
の同居生活がもたらした悲劇を描いております。
『ルームメイト』が御好きなら気に入つて頂ける作品ですわ。

『ハート・オブ・ミッドナイト』普通の家庭では参考にならなひ、ナイトクラブ
での話で御座ひます。建物の構造自体が一つの伏線となつております。

『冬の嵐』小道具の使ひ方が見事ですわ。とりわけピアノと暖炉が。

『ミュージック・ボックス』あの図書室は是非とも欲しい所ですわね。
階段の踊り場に置かれてゐた「鏡」の使ひ方も上手かつたですわ。

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