映画上映のいま
上の特集では、現在記憶の中で輝きつづけている映画館の回顧展でしたが、今回は「現状」を取り扱ったものに優秀なものが多く「特別編」として急遽組み直すことにいたしました。
まず口火を切ったのは、菜穂美御嬢様の菜穂美の映画の小部屋で、ミニ・シアター閻魔帳がアップされ、都内の殆どのミニ・シアターの現状と感想が述べられており、菜穂美御嬢様の行動半径の広さを窺わせる大力作となっております。それと共にお気に入り映画館として「チネチッタ川崎」、「キネカ大森」、「恵比寿ガーデンシネマ」などが挙げられております。
特定の映画館と言う訳ではないのですが「映画館に行こう」と呼びかけをされているのが、甲斐よしひろ様の凄いところで(彼の「本」と「映画」に関しての眼筋は一流だと思っています)甲斐ファンであることに誇りを持つCRYさまのCRYの記憶では「21世紀通り映画館」と言う甲斐さんの番組紹介が行なわれ、この件に付いて触れられておられます。
地方ではミニ・シアターは苦戦を強いられているようですが、そんな逆風に立ち向かう男!ほーくさまの岡山で映画を観よう!!!では、市内に唯一残されたミニ・シアター系劇場!ひぐらし亭のたみ@そのひぐらし御嬢様御用達!「シネマ・クレール」に向けた熱いエール「がんばれシネマ・クレール」にて、現状の問題点と評価すべき点の二つを挙げ応援しております。予算があれば岡山支援オフも決行したいのですが……(無念)(加筆分)MOVIE THEATER NETWORK JAPANと縁戚樹立!
本来は上の特集に組み入れるべきものなのでしょうが、時期が合わなかった為、此方に編入します。バロック派の才人!春桜亭円紫師匠の非合法員に花束をでは、映画評に『ニュー・シネマ・パラダイス』を入れ「何故感動を呼ぶのか?」について構造分析を行なっておられます。
名画座関連でもう一本!日本全国の映画館を足で廻った男!kaname's Favorite Things!!のkanameさまの努力と執念は『死国』の逆打ちすら思わせる気迫が込められているのですが、今回は「リンク集」ではなく「Favorite」のコーナーに、リニューアル後の「文芸座」が入りました。
美術館で映画を見る……しかも、20世紀最後の上映に立ち会い、ゴダールの『映画史(全8章)』、『DOG・STAR・MAN−完全版−』、『カメラを持った男』の3本!“映画という体験[これが映画だ]”を濃厚な文章に収めたのがバロック派の巨星!間借り人の映画日誌のヤマさま
!(ちゃんと、他のも併せて載せますので御心配無く(^^;;)
特別編の大トリ!
今回は「特別編」の枠に囚われずに大トリにしたいのが、お茶屋御嬢様のチネチッタ高知でして、毎度力作の「自主上映カレンダー」の制作のみならず、次の3軒の地域密着型映画紹介の御屋敷と縁戚を張られたことは、赤飯を炊いて祝いたい位嬉しいことでした(感涙)まずは、岡山で地域密着型映画紹介の活動を進める、ほーくさまの岡山で映画を観よう!!!、そして映画人口が多い気がする広島のシネマガイド広島、そして宮崎のみならず、実に良く出来た映画総合館!(良くぞ見つけた>座布団100萬枚♪)シネマ1987onlineと縁戚樹立!偉いぞ!お茶屋御嬢様!
1789年7月14日バスチーユ攻略から仏蘭西革命の火蓋が切られましたが、2000年4月仏蘭西の手配給チェーンのUGCが、月々98フラン(¥1600〜¥1800)でチェーン館で使えるフリー・パス「カルト・イリミテ」(Carte
Illimite)を出したことの衝撃と、その経済史的側面を含めてのレポートが英仏海峡私信の矢田部さまによって放たれました。名付けて「フランス・映画入場料金革命」!これは、2000年12月から構想を練られただけあって、文句ナシの力作!ミシュレの『フランス革命史』に迫る史料となるでしょう。
BGM:OST『従姉ベッド』より『巴里〜1846年』
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