(亀)『キラー・コンドーム』

皆様、今晩は。非常に遅くなり(亀)と化してしまいましたが、
『キラー・コンドーム』の推薦文を挙げさせて頂きます。m(_ _)m

一見下品で、どうしようも無い素材を扱いながらも、その底に流れているのは、
紛れも無い「愛」の世界。

イタリアのシチリア島から、単身(?)大都会ニューヨークに移り住んでいる
「巨根」の刑事マカロニ。
彼がとある連れ込み宿で出会ったものは、若い男娼ビリーと、「恐怖のコ
ンドーム」それに、ドラッグ・クイーンをしていらつしゃる元同僚(名前失念)
実は、現在は「女」の為、昔の名前で呼ばれるのを嫌がっております)

この取り合わせ、そして署内に蠢く人間模様が、非常に手堅く撮られて
いるんですね。(^^)まるで、エド・マクベインの「87分署シリーズ」みたい。
(ちょっと、誉めすぎか?)(^^ゞ

冒頭から、60〜70年代のレトロな怪奇映画のオープニングで、画面を
染める鮮血。その背後にあるのは、たなびく「輝かしい」星条旗!(毒)
良いですねぇ。こうした「権威」をとことん馬鹿にした姿勢大好きです。ハイ
先ず、このシーンで大爆笑!\(^○^)/

それに、男娼のビリーと、刑事マカロニが、当初は「身体だけ」のお付き
合いから始まったのですが、「恐怖のコンドーム」に因って中断されてし
まい、段々と身体以外のお付き合いが始まる所なんぞは、正に恋愛映画。
その二人を撮るカメラの非常に端正なこと。(*^_^*)(ポッ)

ビリーを演じた役者さんなんですが、パンフレットを購入していなかったの
で、名前は解りませんが、中々Goodなキャスティング。結構な二枚目さん
なんですが、唇の所がエロくて、ハスラーの世界では最も売れるタイプ
でしょう。大体、一晩3万円〜5万円でしょうか。(日本円に直した相場)

それを面白く感じないのが、当然のことながら、以前の恋人。

事件は、この3人プラス現役の同僚(彼だけがストレート(^^;;)を巻き込み
意外な展開を示してゆきます。

特筆すべきは、「狂暴」である筈の、コンドーム型の怪物が妙に可愛い。
(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)

別に彼等だって、好きで生まれてきたんじゃないんです……的な部分を
感じ、ちょっとホロリとしてしまいました。(^^ゞ

この世で、最も愛しいのが「人間」ならば、最も凶悪なのも「人間」なのです。

東京 六本木俳優座トーキーナイトにて、3月13日(土曜日)、14日(日曜日)
に日中上映有ります。御見逃し無く!

13日 17:15/19:30/21:45
14日 17:15/19:30

「大河浪漫を愛する会」 大倉 里司(HCD05016@nifty.ne.jp)

BGM:Lucilectric『恐怖のコンドーム』←ゲイ・ナイトで誰か掛けてね(^^)

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