(傑)『クレヨンしんちゃん〜電撃!ブタのヒヅメ大作戦』

傑作・名作揃いの『クレしん』シリーズの中でも、上位ベスト3には必ずやラ
ンキングされるでありましょう。

とある女スパイが、金庫室でとあるソフトを奪取しようとしていた。計画は順
調に進み、金庫から取り出した瞬間にセンサーが感知し、計画発覚♪
実は、この金庫室は飛行船内にあり、そこは秘密結社「ブタのひづめ」の移動
要塞だったのだ……命かながら逃げ出した女スパイは、しんのすけらの幼稚園
の園児&先生が乗っている屋形船に辿り着くが……ホッとしたのも束の間。船
ごと飛行船に攫われてしまう。

その事件をニュースで知った野原一家に、黒ずくめの男がやってきた……。
男の説明に因ると、男の名は「筋肉」。国際機関「SML」のエージェントだ
と言う……。

オープニングから気迫十分な滑り出しでして、タイトル・クレジットが出るま
での描写で「おおっ!」と唸らされることは必定。それからの展開も実に良く
今回は、まるでケチの付けようがありません。(^o^)

80年代のアクション映画の名場面とプロットを完全に咀嚼し、矛盾の無い様
に組み立てているんですねぇ。だからネタ的にも判りやすいのが多いし、次は
どのパターンで行くか?と言う予想が裏切られる快感♪

アクションシーンは勿論秀逸ですが、今回は、「SML」のエージェントであ
る「お色気」と「筋肉」と言う二人のサブ・キャラクターの性格付けも良いし、
春日部防衛隊の面子も登場、至れり尽くせりのフルコース。

そして、御約束の「泣かせ」のシーンもあるんですが、これが琴線に触れる実
に「良い話」なんです。(涙)そして………99年に公開された「とある映画」
の先駈けと言えるシーンがありまして、これにはブッ飛びました。
画面構成と良い、サイバー・スペースに置かれた「道場」と言う、話の展開と
良い………まんま、『マトリックス』じゃないの!ウォシャウスキー兄弟はア
ニメオタクと言う話もありますし、『クレしん』を観ていたのでしょうか????

このシリーズは、「日本の戦後風俗史」的なギャグが多く、完成度が高い割には、
「国際競争力」に欠けるなぁ……とそれだけが残念でしたが、今回は輸出して聖
林に殴り込みを掛けても十分に通用する内容です。

凄いものを観てしまったなぁ………(^o^)

「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2001年5月22日 ビデオにて鑑賞)

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