(楽)『Mr.インディア』

さてと………異常にグレードが高い印度映画祭ですが、『カランとアルジュン』
の他に、この映画の御紹介をしておかねば片手落ちになると言うことで。

印度映画祭の〆は、14日の18:30からの回の『Mr.インディア』ですが、
実に楽しい娯楽作品として仕上がっております。

B級SF的な世界征服ならぬ全印度制覇を狙う、悪の秘密結社を中心として、
恋あり、陰謀あり、(デ・パルマ・タッチを堪能出来ます)親子の情愛あり、
ミュージカル・シーンもあり、

何と!
チャップリンへのオマージュ迄が入っていると言う超御買い得な作品です。

僕は正直言って、子供が出てきてワイキャイすると言う映画が嫌いなのです
が、これは香港映画の隠れた名作『七小福』をも凌ぐ、感動的な仕上がりで
す。(涙)

ヒロインであるシーマー(シュリー・デーヴィ)の設定が、大の子供嫌いなの
ですが、ひょんなことから子供の巣窟である音楽教師アルン(アニル・カプー
ル)の部屋に住むことになる。(笑)

方や武器売買の為に、海岸沿いの土地にアジトを設けるために画策していた
悪の結社は、アルンの家に目を付け色々な妨害工作を仕掛けて行く……。

さあ、どうなる!!!!!!!!!

この映画、前半と後半の印象がまるで違います。(^^ゞ

前半部分では、この子供嫌いのシーマーが見るに見かねてとある行為を
するのですが、このシーンでの*ー*の白さに、思わず泣いてしまいました。
本当に泣かせ方がウマイんですよ………。

後半は、前半を踏まえた上で………(^^)(^^)(^^)(^^)(^^)

『フェイス ・オフ』をも思い出させる様なシーンも後半に入っておりますし、
悪の秘密結社の基地が手作りだと言うことに大いに好感が持てます。(^^)

本当に東京ファンタスティク映画祭で掛ければ、盛り上がり必至の映画。

当日は最終日と言うこともあり、大混雑が予想されます。整理券を配って
おりますので、早めに入手しておきましょう。
あっ、そうそう………当日一回券は¥1000です。

今時、¥1000円でこれだけ楽しめる機会はそうは無いと思います。

「大河ロマンを愛する会」 大倉 里司(HCD05016@nifty-serve.or.jp)

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