(楽)『ラッシュ・アワー』

89年の大晦日の夜、渋谷パンテオンで行われたオールナイトで観た

一本目は、成龍ことジャッキー・チェンとクリス・タッカーの掛け合いも

楽しい『ラッシュ・アワー』です。

正直な話、ここまで面白いとは思っていなかったので意外でした。

香港返還前夜………とある強盗団の一味を捕らえて、意気揚々
のジャッキーが落ち着く間も無く次の事件勃発!

今度の事件は、香港時代に上司だったハンの娘スー・ヤンが誘拐
されてしまった………。一見、無関係に見えたその背後に潜む
点と線とは………。

良くあるパターンの映画なんですが………実に肩の力を抜いて
気楽に楽しめます。

と………言うのは、キャラクターの切り分けが非常に上手く出来て
居るからなんですね。

真面目でちょっとだけひょうきんな、ジャッキー演じるリー警部補(硬派)
口先だけは超一級の、LA市警察のもてあまし刑事カーター(軟派)
カーターの相棒で爆弾処理班の美女タニア(エリザベス・ペーニャ)

この3人のキャラクターの絶妙なこと。とりわけタニアが拳銃を腿
から出す部分は、極妻シリーズでの志麻姐さん!の雰囲気もあり、
御色気十分。

全編を彩るヒップ・ホップ系の音楽も良く、思わずサントラ盤が欲しくなり
ました。

伊達にヒットを飛ばした訳じゃないのが納得できる一本です。

99年1月23日より一般公開されますんで、もし何を観ようか迷ったときは
オススメできますね。(^^)

大倉 里司(HCD05016@nifty.ne.jp)

P.S………99年の1月23日は、『死国』と『リング2』の公開もあるんですね。(^^;;

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