(怪)『リング2』

皆様、こんばんは。お楽しみの『リング2』のお時間です。

流石、中田 秀夫監督、二作めとは言え本当に手堅い作りをしておりますね。

前作の『リング』は、某方の御教示に因れば、「怪談噺」だそうなんですが
……ホント、思い返すとそうした「記号」がちりばめられております。
「古井戸」、「白い服を着た女」、「髪を梳かす女」、「鏡」、「闇夜の月」、
「モノクロの荒い地獄絵」、「意味不明な漢字の羅列」……etc

それに現代の「都市伝説」を混ぜて、和製ホラーとして、かなりの高水準
をキープした作品であります。

今回の『リング2』は、『らせん』とは違って、純然たるパート2の作り方なん
ですね。

(ちょっと内容に触れております)


今回の作風は、かなりのマニア向けの作り方ですね。(^^;;
思い返してみると、ジョン・ブアマンの『エクソシスト2』なり、ウィリアム・
ガードナーの『マニトウ』のオマージュが濃厚に漂っているんです。(^^;;

すなわち、「現代科学」と「この世為らざる物」の闘いですね。(強引)
これを「科学的で無い」と批判する方々が少なからずいらっしゃる様で
すが、僕は無意味だと思います。(^^ゞ
「研究員」なり「学者」の方々が、この場面では、この機具はこう使うの
が正しいと解説してくれるのならば、読んで楽しいのですが、そうでない
方が書かれていても、「あっ、そう」で、僕は読み飛ばして居るんですね。
(毒)

何しろ、再び因縁の島である伊豆大島に向かう所がgood!(^^)
これを観た時にやはり、嬉しくなりましたねぇ。お約束ですから。(^^)

そして、『女優霊』で主役を御務めになられた柳 ユーレイ様がTV
ディレクターとして出演なさる所に「愛」を感じます。
やはり、「役者」は宝ですよ。(^^)

今回、とりわけ魅力的に感じたのが、主演の御二人の描きかたです。
一人の男を愛した二人の女の「性」の違いが良く出ているよなぁ……
って思ったのですね。

では、また(^^)/

大倉 里司(HCD05016@nifty.ne.jp)

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