（Ｒ）『最終絶叫計画』
Ｒ指定を受けた映画としては、全米で驚異的なヒットを動員したそうですが、
それが素直に受け止められる快作ですね。
ホラー映画では、お馴染みのハロウィンの夜、ハイスクールの少女ドリュー
御嬢様(笑)が殺された!シュチュエーションはまるで『スクリーム』と同様。
マスコミが殺到し大騒ぎになる中、シンディは不安にかられていた。
ドリューが殺された日のちょうど一年前、彼女は恋人のボビーやアメフト選
手のレイとそのおしゃべりな恋人ブレンダ、レイのチームメイトのグレッグ
とその恋人のチアリーダー、バフィとドライブをしていたのだが、『ラスト
サマー』さながらに御約束通り、ひとりの男をはねてしまった上、その死体
を海に投げ捨てたのだ。間もなく、彼等に謎のメッセージが届きはじめた……
「ハロウィンの夜、何があったか知っているぞ……」と。
予め申しておきますが、『スクリーム』も『ラストサマー』もまるで評価して
いないのですよ＜自分
それだからか……どうしても、この映画が傑作に思えて仕方無いのです。
パロディ映画は過去に数ありました……『ホット☆ショット』、『ローデッ
ト・ウェポン１』……『グレムリン２』(笑)
大概のパターンは、「本家取り」に熱心になる余りに、映画として一本筋が
通っていない傾向になるのですが……「下ネタ」に徹することによりまして、
「青春映画」としても楽しめる内容となっているのですよ。
アメフト選手のレイが劇中語っていた台詞の中に「裸が無かった」と語って
いますが、Ｒ指定にせずＰＧ−１３指定で収める為には、どーしても「濡れ
場」をカットせざるを得ない………その逆手を取った訳でして、中々やります。
だから、登場する男子生徒は、常にズボンの前をまさぐっていたりとか……
やたらと脱ぎが入るのですが……面白いなぁと改めて感じたのが、脱がせ方
の違いなんですね。女の場合、胸はブラを付けていて「見せないエロス」を
出しているのに対して、男の場合、目の保養企画の定番のロッカールーム(笑)
と（実に良い身体のグレッグ君がタオル一枚(*^_^*)(ﾎﾟｯ））そして、あの写真
も………更にゲイねたビシバシ………(笑)
ボビーと同室だった(笑)マッチョのお兄さんが、何故か学食に………(笑)
ボビー君、使わなかったら一晩廻してね(^^)/~と思える位の熊さんタイプ！
そして………アッと驚く衝撃のラスト！！！（ビデオを巻き戻して３回観た！）
良い映画です＼(^０^)／
自称「カルト部屋御挨拶係」大倉 里司
（２００１年３月１１日
ビデオにて鑑賞）
BGM：M People『Moving On Up』
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