(毒)『アメリカン・ウェイ』

ヴェトナム戦争の元心理作戦のエキスパート達が乗り込んだB29爆撃機。
その機内には、天才エンジニアのドク(マイケル・J・ポラードさま)、
スキンヘッドのエース、ヤク中で始終飛んでいる(笑)操縦士ジェリー、
黒人兵と彼がベトナムから連れてきた青年……地上と機内を行き来するのが
唯一ハンサムガイであるレポーターのサム。そして、彼等を束ねているのが
キャプテン(デニス・ホッパー御大)であった………。
彼等はSM−TVと言う海賊放送局を運営しており、隙あらば電波ジャック
を繰り返していた。
ある時、超保守派的なウェスチングハウス女史が大統領選に出馬することに
なり………それを知ったクルー達は、彼女のスキャンダルを暴き落選させる
作戦に出た……♪

「選挙戦映画」と言えば、シドニー・ルメットの『キングの報酬』、ティム・
ロビンスの『ボブ・ロバーツ』、マイク・ニコルズの『パーフェクト・カップ
ル』、ウォーレン・ビューティの『ブルーワース』等がありましたが、これら
は総てアメリカ映画なんです。でも……この『アメリカン・ウェイ』は、その
題名と相反して英国映画なんですねぇ!

因って、米国本国では出来ない「タブー」に大きく踏み込んでいます……(爆)

先に挙げた「選挙戦映画」では、『キングの報酬』ではイメージ戦略、『ボブ・
ロバーツ』ではウォール街批判、『ブルーワース』では生保業界批判と中々辛口
であるのは評価してあげても良いと思うのですが……唯一、踏み込んではイケナイ
「聖域」がありまして……それは「宗教」♪

この映画では、復活派、同性愛、ベトナム戦争、税金対策、麻薬、SM(笑)と
怖れを言うものをまるで知りません。(笑)

復活派の根城の「WI−TV」局で製作される「福音番組」には、毒の華満開!
その番組内容が危ない!(笑)

寄付金集めの唄が凄いんですよん……♪

「もしもお金が眠っていたら、イエス様に幾らか送ろう♪

週末を郊外で過ごす代わりに、イエス様に幾らか送ろう♪

お金はどうせ、お金でしかないから〜あなたのお電話待って〜ます♪」


絶対に、アメリカ映画ではこれは出来ません!

これらの要因を踏まえながら、笑わせ……ちょっとシンミリさせる傑作だと
思うのですが、現在は殆ど観る機会が無いのは惜しいことです。

自称「カルト部屋御挨拶係」大倉 里司
(2001年5月14日 ビデオにて鑑賞)

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