(歌)『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

2000年度カンヌ映画祭にてパルム・ドール大賞、並びに初主演にして、最
優秀女優賞を獲得した本作。今年の東京国際映画祭でも最大の目玉の一つとし
て、感想を書くのは「トリ」に致しました。

今回は、久々に「評価編」と「罵詈雑言編」に別けさせて頂きます。m(__)m

最初は、観た人が安心して読める評価編です♪

物語

アメリカの某地の工場で、金属家庭製品を製造しているヨーロッパ移民のセルマ
(ビョーク御嬢様)は、遺伝性の失明症に悩まされていた……彼女は、幼い一人
息子ジーンの視力のことを何より気に留めていた……彼女に献身的な思いを寄せ
るジェフ(ピーター・ストアメア様)。そして隣人の保安官ビル(デビッド・モ
ース様(*^_^*)(ポッ))、そしてセルマを暖かく見詰める同僚のキャシー(カトリ
ーヌ・ドヌーヴ姐さん)、そして職場で立場の問題は抱えながらもセルマのこと
を気に留めている主任のノーマン(ジャン=マルク・バール様)だが……彼女の
病状は刻一刻と酷くなるが……

この物語を読んで頂ければ御分かりと思いますが、キャストは超一流なんですし、
それぞれの演技の間合いが素晴らしいのです。これは疑いの無いところ。何と言
っても現代の歌姫ビョーク御嬢様が響かせる歌声と、通常の演技と……どちらも
素晴らしい出来栄え。それだけで無く……廻りのキャストも彼女をフォローする
かの様に引いた演技を保っているんですね。プロの仕事です。

そして、ミュージカルシーンになると、今迄の手ブレカメラ(笑)が嘘の様に切り
代わり……陶然とする程完成度が高いミュージカル・シーンを見せてくれます。

ビョーク御嬢様の歌声は、最初は夢見る少女の歌声から……段々と感情を迸らせ、
最後は数字の羅列だけ歌っているのですが……それが彼女以外には考えられない
程なんですよ。

幾ら次項で「罵詈雑言」の嵐を吹き荒らせようとも、完成度の高さ……出来栄
えの凄さは貶めようが無いんです……だから、余計に頭に来るんですが(^^ゞ
(まあ………それは次項にて)(^^)/~

「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2000年11月1日 東京国際映画祭 特別招待作品にて鑑賞 オーチャード・ホール)

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